ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

日本政府はどうして沖縄県に対し強権的か

2011年06月28日 | Weblog


在沖縄アメリカ軍基地問題では沖縄県は強く日本政府に反対するようになりました。

なぜ日本政府は沖縄県の要望を聞かず、強権的に行動するのでしょうか。
いったい日本政府はアメリカ政府と何を話し合っているのでしょうか。
真実を語らず、普天間基地を辺野古に移設するという両国政府の話し合いの結果だけを沖縄県に押し付けても沖縄県は納得しないでしょう。

普天間基地をグアムに移設するお話しがありますが、実はグアムも反対しています。
グアムは基地の島になることを希望していません。
自然の島、平和の島、観光の島であることを希望しています。

中国が日本を侵略すると言うなら日本政府は中国政府との外交を重視すべきです。
それでも中国が侵略すると言うなら日本政府は中国の侵略意図について国民に説明するべきです。
そうすればどうやって中国の侵略を防ぐか国民的議論が起こるでしょう。
日本の外交や防衛のあり方について国民は真剣に考えるでしょう。

政府間でこそこそ外交をやっていても国民は真実がわかりません。
東シナ海の日本の経済水域の境界線に非常に近いところで中国が天然ガスを採取していても日本政府ははっきりと反対しません。
尖閣諸島近くの領海を侵した中国の漁船に日本の巡視船が体当たりされ、船長を逮捕したのに、取り調べも裁判も行わず日本政府は船長を釈放しました。
中国との経済交流あるいは取引を重視して、東シナ海における中国の侵略的行動を大目に見ている感じがします。
それでは何のために在日アメリカ軍を維持しているのでしょうか。
今以上に侵略を防ぐためと日本政府は言いたいのでしょうが、在日アメリカ軍があっても現在のようなこそこそ外交では防げないでしょう。

日本政府は外交分野で不合理な裏取引が多すぎて真実を国民に説明できないのではないでしょうか。
民主主義の日本では、わからないことについて沖縄県が日本政府に従がう義務はありません。
沖縄県が在日アメリカ軍縮小を強く日本政府に求めるのは当然です。

日本政府は真剣に中国政府と外交を行い、両国の関係を安定させてほしいと思います。