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第60回 萬翠荘 バラ展

2014年05月16日 | 伊予松山歴史散策
第60回となる萬翠荘バラ展が5月13日(火)、松山市一番町三丁目の萬翠荘で恒例の行事として18日(日)まで開催されている。
このバラ展は、旧伊予松山藩主の子孫、久松定謨氏が明治20年、フランスのサン・シール陸軍士官学校に入学、在学中バラに魅せられバラの愛好家となり帰国後バラ栽培を始め、大正11年松山での別邸として建築した萬翠荘(愛媛県初のフランス様式の建物)でバラを栽培し観賞した事が由来で、昭和31年から毎年バラ展を開催している。
初代愛媛バラ会会長は、久松定謨氏の次男定武氏(元 愛媛県知事・第2代~6代)で現在は、甘井清久氏が会長をしている。
甘井氏とは学生時代の同期で本日表敬訪問を兼ねて撮影に行って来た。
出展は約300品種、3000点のいろんなバラが国指定の重要文化財の建物の内外で展示されていた。13日に出品作の審査会があり、最高の賞、農林大臣賞には、    
松山市の田所久好さんのバラが受賞された。また愛媛県知事賞、松山市長賞、愛媛バラ会会長賞、愛媛新聞社長賞が展示されていたのでご覧下さい。甘井清久・愛媛バラ会会長は、今年のバラの出来栄えは素晴らしいく、大輪・中輪・小輪が出揃っているので是非鑑賞に来て下さいと話していた。今年は記念の節目60回となり、テーマは「ローズ・ウェディング」バラが一杯の結婚式をイメージした特別展となっている。


第60回 萬翠荘バラ展のポスター。


第60回 萬翠荘バラ展、今年のテーマは「ローズ・ウェディング」バラが一杯の結婚式をイメージした特別展とした。・・そのシンボルとして制作された「2014.60回、バラてん」、全てバラの花で創られている。・・製作者は、甘井清久・愛媛バラ会会長の実兄さんです。


第60回萬翠荘バラ展で最高の賞、農林大臣賞を受賞した作品、松山市の田所久好さんのバラである。


愛媛県知事賞受賞した作品。


愛媛バラ会会長賞で松山市立久米小学校の生徒たちが作ったバラである。・・お見事・あっぱれ。


愛媛新聞社長賞のバラ。


会場には、第1回開催(昭和31年)&第2回開催時のポスターが掲示してあった。


愛媛バラ会会長の甘井清久氏で、今年のバラの出来栄えは素晴らしいく、大輪・中輪・小輪が出揃っているので是非鑑賞に来て下さいと話していた。今年は記念の節目60回となり、テーマは「ローズ・ウェディング」バラが一杯の結婚式をイメージした特別展としたそうだ。


萬翠荘館内は、美しく格調高い香りが漂っていた。


鑑賞するバラ愛好者は盛んに香りを嗅いでいた。


萬翠荘東面にもバラが展示してあり愛媛のバラ愛好者を持て成していた。
この萬翠荘は、大正11年11月15日松山で陸海軍の大演習があり、摂政宮(後の昭和天皇)が来松され此処萬翠荘の御泊りになられた。


萬翠荘裏側で、ここにも多くの新種のバラが展示され即売も行われており、今日は絶好のバラ鑑賞日和であった。
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