EEKの紀行 春夏秋冬

紀行&散策を画像を交えた紹介です

スペシャルドラマ「坂の上の雲」主人公の墓所

2010年12月11日 | 往年の名車 メグロ
スペシャルドラマ「坂の上の雲」主人公の墓所

NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」第1部が昨年11月29日から放映され第2部が今年12月5日から放映されています。
数年前に主人公達の墓所を訪ねてみたので画像で紹介しよう。

先ず秋山好古の墓所です。


所在地は、東京都港区南青山2-32-2(管理事務所)にある。
好古は、生前墓造るな、銅像、石碑等も建立してならない、そして家も要らないと・・兎に角質素な生活をして大往生した人物である。
生前の意志を受けて家族は、秋山家の墓を造り家族と共に青山霊園に眠っている。好古が生前墓を造るなと言った墓は、「陸軍大将従二位勲一等功二級秋山好古」と肩書きを書いた墓を造るなでした。
なお、松山市鷺谷墓地にある墓は青山霊園からの文骨である。



青山霊園の秋山家の墓誌碑

画像は、松山市鷺谷墓地にある好古の墓所(青山霊園からの文骨)


秋山眞之が一番尊敬した人物が、兄・秋山好古であった。
その好古が墓を造ってないので、眞之も秋山家の墓に家族と一緒に眠っている。
所在地は、神奈川県鎌倉市十二所字太刀洗512にある。



鎌倉霊園にある秋山眞之家の墓誌碑


子規の墓所所在地、東京都北区田端4-18-4
大龍寺

正岡子規は、生前 「静かな寺に葬って欲しい」と、日頃から弟子に話しており、武蔵野台地の端にあり、林に囲まれて静かなこの寺が選ばれたそうです。
真ん中に子規の墓石、右に母八重、左に律の墓がある。
律は、昭和16年、72歳で亡くなったが、律がその最後を記した「律刀自病床覚」にはよると、律は最後に「もう連れて帰って下さい」と残したという。律の墓は、生前からの希望であった兄・子規の墓の傍らに建てられた。


一番左側『子規碑』があり、病没4年前、明治31年7月13日に友人河東銓に宛てた書簡の中に有る墓碑銘が刻まれています。はじめは昭和9年の33回忌に作られた自筆の銅板の墓碑銘だったのですが、昭和11年2月に盗難にあい、同年9月に石に刻みなおしています。
子規が生前自らのことを記した文である。


「正岡子規又ノ名ハ虎之助又ノ名ハ升又ノ名ハ子規又ノ名ハ獺祭書屋主人又ノ名ハ竹ノ里人伊豫松山ニ生レ東京根岸ニ住ム父隼太松山藩御馬廻加番タリ卒ス母大原氏ニ養ハル日本新聞社員タリ明治三十□年□月□日没ス享年三十□月給四十圓」

上記の記述が刻印されている。



東京青山霊園に「海軍中佐廣瀬武夫」の墓所がある。
墓は兄・海軍少将 廣瀬勝比古が建立、武夫の左に兄の墓がある。
兄弟仲良く同じ大きさの墓石が建っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする