3日東京市場は4月4日以来の1万5000円を回復しました。5月19日にザラバで
1万4000円割れしてから僅か11営業日で1000円弱上昇した計算になります。
5月中旬までは欧米市場やアジア市場が高値追いを続けている間も東京市場
は蚊帳の外で東京市場は低迷からなかなか抜け出せないという相場でした。
下旬に株価が上昇しても売買代金は依然2兆円を超えることなく1万4500円の
壁は厚くボックス相場と思われましたが将にあっという間の上昇でした。
ジャスダック市場やマザーズ市場は5月中旬まで虫の息でしたがこれほど急回
復するとは「晴天の霹靂」という言葉がぴったり当てはまるようです。追加緩和
もなく円相場も膠着状態だった事を考えればこの水準まで上昇したことは素直
に評価できそうです。ここまでは自然体での上昇だったのかもしれません。
問題はこの先です。2月以降1万5000円台に乗せたのは3月と4月です。5000円
台を維持できた営業日数は3月が4日、4月が2日でした。そして3月も4月も高値
から短期間で1000円下げを演じています。その意味では東京市場はこの1週間
の値動きが今後を占いそうです。
3度目の正直で今回は上値追いを続けるのかそれとも2度あることは3度あり
今回も短い上昇相場に終わってしまうのか。今回の上昇は期待値が低かった
分だけ意外高があるかもしれません。信用買い残高はピークから1割弱減少
しています。売買代金の2兆円超えが3日まで2営業日に止まったにも拘らず
ここまで上昇したのは戻り売りが本格的に出てくる水準ではないのかもしれま
せん。今後一段と高値を目指すのであれば売買代金の増加は欠かせません。
勿論このところの急上昇で目先的には過熱感も出てきました。また1万5000円
を回復したことで一旦利益を確定する動きも出てきそうです。当面の利益を確
定するために先物売りが出てくるかもしれません。来週のメジャーSQまでは
先物の動きに注意が必要です。まあ疑ったらキリはありません。まだまだ上値
が期待できそうだと思うならその下げ局面は買い場と判断すべきです。
反対先行きに自信が持てなければしばらく様子を見るのもいいでしょう。いず
れにしてもこの水準は買うにしても売るにしても難しいところです。投資家の
皆さんが最終的にどう判断するかです。
1万4000円割れしてから僅か11営業日で1000円弱上昇した計算になります。
5月中旬までは欧米市場やアジア市場が高値追いを続けている間も東京市場
は蚊帳の外で東京市場は低迷からなかなか抜け出せないという相場でした。
下旬に株価が上昇しても売買代金は依然2兆円を超えることなく1万4500円の
壁は厚くボックス相場と思われましたが将にあっという間の上昇でした。
ジャスダック市場やマザーズ市場は5月中旬まで虫の息でしたがこれほど急回
復するとは「晴天の霹靂」という言葉がぴったり当てはまるようです。追加緩和
もなく円相場も膠着状態だった事を考えればこの水準まで上昇したことは素直
に評価できそうです。ここまでは自然体での上昇だったのかもしれません。
問題はこの先です。2月以降1万5000円台に乗せたのは3月と4月です。5000円
台を維持できた営業日数は3月が4日、4月が2日でした。そして3月も4月も高値
から短期間で1000円下げを演じています。その意味では東京市場はこの1週間
の値動きが今後を占いそうです。
3度目の正直で今回は上値追いを続けるのかそれとも2度あることは3度あり
今回も短い上昇相場に終わってしまうのか。今回の上昇は期待値が低かった
分だけ意外高があるかもしれません。信用買い残高はピークから1割弱減少
しています。売買代金の2兆円超えが3日まで2営業日に止まったにも拘らず
ここまで上昇したのは戻り売りが本格的に出てくる水準ではないのかもしれま
せん。今後一段と高値を目指すのであれば売買代金の増加は欠かせません。
勿論このところの急上昇で目先的には過熱感も出てきました。また1万5000円
を回復したことで一旦利益を確定する動きも出てきそうです。当面の利益を確
定するために先物売りが出てくるかもしれません。来週のメジャーSQまでは
先物の動きに注意が必要です。まあ疑ったらキリはありません。まだまだ上値
が期待できそうだと思うならその下げ局面は買い場と判断すべきです。
反対先行きに自信が持てなければしばらく様子を見るのもいいでしょう。いず
れにしてもこの水準は買うにしても売るにしても難しいところです。投資家の
皆さんが最終的にどう判断するかです。