2020年の日米欧の主要な株式市場を比べると日本が値上がり率1位、米国が
2位、欧州市場が3位だったそうです。2021年の5月までは欧州、米国、日本
の順となっていて2020年とは正反対の結果だったようです。
2020年の1位だった日本市場はいち早く経済正常化が進んだ中国経済の回復
がで製造業の復調が一番の要因です。米国は大統領選挙の不透明要因が消え
たことやワクチン開発の進展で経済正常化が期待できるという見方があった
ようです。欧州では年後半でコロナ感染の再拡大が深刻で都市封鎖が続いた
ことやフランスやドイツなど欧州大陸でのワクチン接種の遅れが株式市場の
逆風になりました。
2021年は米国でワクチン接種が加速したことで経済正常化が一段と進んだこ
とが株高の一つの要因です。しかしPERが過去の水準にくらべて割高なとこ
ろまできたことや高いバリエーションを正当化してきた金融緩和の出口が意
識され出したことで上値も重くなってきました。
米国の比べワクチン接種の遅れが株価出遅れの要因だった欧州市場は4月以降
ワクチン接種の加速で経済が正常化するという期待が高まり米国に比べバリエ
ーションの低さから高値警戒感のある米株から欧州株に世界の投資家が資金を
移したことが米国を上回る上昇率になりました。昨年の上昇率が低かったこと
も今年の上昇率の高さに結び付いています。
日本はワクチン接種が5月末時点で一桁台だったことで経済正常化が遅れると
いう懸念から株価低迷が続きました。東京オリンピックの開催の可否がハッキ
リしないことも不透明要因を嫌う投資家心理に影響したのかもしれません。
しかし先週末時点で1回目の接種を終えた国民は1294.8万となり総人口の1割を
越えてきました。それに加え21日からは職域接種や大学での接種が始まること
から上乗せも期待できます。今月中には菅総理の1日100万回接種という目標に
近づくこともあるかもしれません。
ワクチン接種の進展具合で市場は一度期待が低下したことから明るい材料が出れ
ば予想以上に株高に繋がる可能性もありそうです。上手くいけば7月相場では3万
円回復も夢ではないかもしれません。
2位、欧州市場が3位だったそうです。2021年の5月までは欧州、米国、日本
の順となっていて2020年とは正反対の結果だったようです。
2020年の1位だった日本市場はいち早く経済正常化が進んだ中国経済の回復
がで製造業の復調が一番の要因です。米国は大統領選挙の不透明要因が消え
たことやワクチン開発の進展で経済正常化が期待できるという見方があった
ようです。欧州では年後半でコロナ感染の再拡大が深刻で都市封鎖が続いた
ことやフランスやドイツなど欧州大陸でのワクチン接種の遅れが株式市場の
逆風になりました。
2021年は米国でワクチン接種が加速したことで経済正常化が一段と進んだこ
とが株高の一つの要因です。しかしPERが過去の水準にくらべて割高なとこ
ろまできたことや高いバリエーションを正当化してきた金融緩和の出口が意
識され出したことで上値も重くなってきました。
米国の比べワクチン接種の遅れが株価出遅れの要因だった欧州市場は4月以降
ワクチン接種の加速で経済が正常化するという期待が高まり米国に比べバリエ
ーションの低さから高値警戒感のある米株から欧州株に世界の投資家が資金を
移したことが米国を上回る上昇率になりました。昨年の上昇率が低かったこと
も今年の上昇率の高さに結び付いています。
日本はワクチン接種が5月末時点で一桁台だったことで経済正常化が遅れると
いう懸念から株価低迷が続きました。東京オリンピックの開催の可否がハッキ
リしないことも不透明要因を嫌う投資家心理に影響したのかもしれません。
しかし先週末時点で1回目の接種を終えた国民は1294.8万となり総人口の1割を
越えてきました。それに加え21日からは職域接種や大学での接種が始まること
から上乗せも期待できます。今月中には菅総理の1日100万回接種という目標に
近づくこともあるかもしれません。
ワクチン接種の進展具合で市場は一度期待が低下したことから明るい材料が出れ
ば予想以上に株高に繋がる可能性もありそうです。上手くいけば7月相場では3万
円回復も夢ではないかもしれません。