ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

ハムの集い

2016年10月10日 | アマチュア無線
 
今年のハムの集いは磐梯熱海の郡山ユラックス熱海で開催された。
最近の一日の行動は朝起きた時の体調との相談なのでローカル局との事前打合せは避けていたが、負の体調ではなかったので一年振りに自力でこの福島盆地から脱出した。
9時半に出て1時間で到着。敷地内の道路に駐車する車もあり、駐車場は満杯かなと思ったが何とか止める事が出来た。
広場では昨年の船引会場の倍以上のジャンク市が開催されていて、多くは隣接の山形・宮城や関東圏からの出店者で、ノートPC専門の出店が昨年にも増して急増していた。
この集いの行事内容には正直興味は無いものの、突然旧知の仲間との再会も偶にあるから遂出掛けてしまう。そして今回はハムフェアーで公開されたIC-7610の展示に期待しての参加でもあったが、残念ながら展示は無く、ただIC-7300のこれまでのカタログや解説書に無かった疑問点は解決されたので良かったのかな。
またこれまで開催された記憶に無い講演会もあり、ICOM社員JR1UTIさんによるデジタル最新技術「D-STAR」の講演があった。正直あまり興味は無かったが入室すると既にNFDXGの仲間のALG.BAY.FSO.WNVさんが着席していたので共に聴講した。ジャンク市会場内ではCJS.DHS.TITさんと逢う事も出来た。

 
帰りにはBAY.WNVさんと一緒になり、BAYさんの提案で大玉村の「宇山」と云うそば屋に立寄った。
BAYさんから宇山と聞いて瞬時に、そこは一年程前にローカルTVで紹介された安達太良山の麓で農家が道楽で自家栽培・自家製粉で始めたそば屋で、一度は訪ねてみたいと思っていたので予想外のところで実現してしまった。
1時半は過ぎていたと思う、山林の中の店に入るとこじんまりとしていて先客は二人だけだった。
日曜と休日だけ営業とあり、メニューは盛りと大盛りだけで盛りをたのんだ。
少量の天ぷらと漬物に小さなトーモロコシのおにぎりも添えられて、肝心のそばは決して硬さではないモッチリとしてコシの強い風味も十分にあり、ここ二回研究会で打った北海道産“きたわせ”よりもはるかに美味いと感じた。
そば汁も会津の影響を受けてか辛口の多い中でもその気配は無く適度で、控え目な出汁の調合もそば本来の味を損なわずに自分の好みと合致していた。
そばは石臼引きの二八の夏そばで、秋そばは間もなく収穫して出すそうだ。
帰りには3~400mも走った所でそばを刈った跡を目にして勝手に宇山のそば畑と想像したが、ここまでの道程は磐梯熱海から入って来たのでとても複雑で判り難くかったが、次回は4号線の大型スーパーPLANT5南側交差点から30号線を岳温泉に向かって走行すると、何となく登りになりかけた頃、左側に「あだたら高原そば」の幟を見つけてそれに従うと店にたどり着く。
秋新そばも味わってみたいと思う。