ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

原発事故24

2012年03月22日 | 原発事故
            
「県はSPEEDIのデーターを受信していたのにもかかわらず、担当者が消去していた事が判りました。何故消去されたのか、真相の解明が待たれます」とショッキングな〆の挨拶で昨夕のFTVニュースは閉じた。
今朝の福島民報には「地震で県庁内のSPEEDI専用端末が使えなくなったことから、昨年3月12日原子力安全技術センターへメールによる送信を要請した。センターは1時間ごとのデータを送信したが、県担当者はメールの受信を把握せず、メールボックスの容量がいっぱいになったとして、16日午前9時までのデーターを全て消去したという」また「県対策本部は昨年3月13日午前10時半頃経済産業省原子力安全・保安院からメールと同様のデーターをファックスで受けていた。しかし県は『前提となる放出量データが現実とかけ離れており、役に立たない』と判断、公表しなかった」と掲載されていた。
担当者はド素人でもあるまいし“内容も確認せず消去した”とは職務遂行能力ゼロ。また“データーが現実とかけ離れている?”疑問を抱けば素人でも再確認するはずだが、どう考えても単純ミスとは考えられない。県も国に同調して住民のパニックを恐れて全てを隠蔽してしまったのだろう。
浪江町も早速抗議したと報じられているが、県は直ちに真実を公表すべきだ。そして担当者の責任は・・・処分だけで済まされても納得は出来ない。避難者にとっても、自分でさえも獄門晒し首でも足らない心境だ。
元凶は原発事故。原発が憎い!