ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

ゴーヤ

2008年08月17日 | 素人百姓
            
本場沖縄では日除け代わりにも植えられているそうで、また何処の市役所だったか庁舎の壁一面に這わせて、冷房代の節約と窓口に現れた市民にゴーヤを無料で配布して一石二鳥と昨年TVニュースで観て、今年は畑ではなく家の東側窓の日除けとして5月下旬に二本植えてみた。ゴーヤも収穫出来る様になっては来たがつるの成長がイマイチで畑に植えても例年今頃はこんな状態。お盆頃から生育が旺盛になり9月にはジャングル状態になるが、日陰が一番必要な時期にこんな状態ではサッパリ役に立たず、まだヨシズが主役だ。熱帯性の植物で気温30℃を超えないと成長しないと本には記載されているし、いくら暑い福島とは言っても7月に入らないと平均気温が上昇しないので、日除けとしはあまり役に立たない。
            
正直のところそれほど旨い物でもないし、調理の方法もいろいろ試してみたが家族にも歓迎されず、収穫した90%は土に戻してしまう。ただ折角栽培したのに何となくゴーヤに申し訳ない気もして、ここ1~2年は週に一度位は口にしている。
これは最も簡単な方法で調理時間は10分程、300g位のゴーヤなら豚バラ薄切り(脂身に多い方が良い)150g位を酒大さじ1、粉末黒砂糖(固形の物は粉末にする)大さじ3で炒め、予めした処理したゴーヤを入れ、まんべんなく混じり合ったらなべ肌から醤油大さじ11/2を振りかけ3~4回鍋を振って出来上がり。単純だがビールのツマミに良く合う。定番のゴーヤチャンプルも、卵は一番先に多目の油でふんわりと柔らかく焼いて置き一番最後に混ぜ合わせる。豆腐も水切りして3cm位の角切りをごま油で焼きいったん取り出して、豚バラ薄切りが炒ったら再び鍋に戻して、次にゴーヤを入れ調味料が絡み合う程度に炒めたら卵を戻して仕上げにごま油少量を振りかける。
何れも本場のゴーヤチャンプルには無い我流だが、豆腐の香ばしさ、黒砂糖の旨味、卵のふんわり感など、ゴーヤのほろ苦さとの絶妙なバランスは正にオリジナルとして定着、もう家族から敬遠される事も無くなり大満足。