ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

最大の敵ローカルノイズ

2007年11月22日 | アマチュア無線
             
近年には無い大珍事、夜が明けると珍しく深夜から二度目の大粒のベタ雪が降り続いていた様子だった。道理で今朝はしばらくぶりに強力な連続のスノーノイズが発生して全く楽しむ事ができなかった。
              
ノイズはこれ以上下がらず、ピーク時には+20dBを指示していた。DXSCAPEを覗くと先日出来なかった9K2HN、昨日も出ていたが弱くて呼べなかった3DA0ZO、そして初めて聴こえたはずのSV9/DL6FBLの自分にとっては何れもバンドニューのこれらに多くのJA'sがパイルアップを浴びせていた。ただGetして行くJA'sを聴くだけで当然DXはノイズに埋もれて聴こえない。聴くのも飽きて、CD-78Jr雨の日にはチューニング点がずれるので、こんなベタ雪では早速測定してみた。SWR無限大で結果は下記の通り、夜が明けるとエレメントに薄っすらと着雪していた。
        設置時    ベタ雪時の同調点
 周波数   SWR      周波数
  3.50    1.3       3.460
  3.53    1.4       3.499
  3.56    1.2       3.516
  3.75    1.1       3.714
  3.80    1.15      3.760
全く使い物にならない事が判ったが、こんな代物でも11月12日以後にF5IN・EX2A・4L/UU4JMG・HC8N・A35MT・E51NNNと6ッ増えて106WKDになった。
             
10日程前に7/10MHzのDPミニマルチR340DXMが突然同調点が大幅に吹っ飛びNGになってしまった。一年近く前にも同様の現象が発生して自然回復していたが、今度は完全にダメなので一昨日業者に点検を依頼した。同軸ケーブルやエレメントの外観上の異常は認められなかったのでトラップコイルしか考えられず撤去して4個のトラップコイルを開封して点検した。左右の外側2個のコイルボビンにひび割れが最大7cmが発生していた。写真左端の大きい溝は線を通す所なので、ひび割れはその奥になる。この傷以外は焼けた痕も無くとてもきれいだが、こんな程度で障害になってしまうのか、仕様書では2KW(3KWPEP)とあり、500W以上は入力した事は無いのに原因不明。補修の事もあり早速ミニマルチにメールで照会したが今現在返信は無い。当分これで7/10MHzはお預けとなってしまった。