ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

活力(圧力)鍋

2007年11月09日 | 男の料理
   
                   
二週間ほど前に新聞折込広告の中から大阪のアサヒ軽金属工業直販の活力(圧力)鍋を見つけた女房が「これが欲しかった」と早速注文した。月曜日に三冊の虎の巻と共に配達されると「短時間で簡単に美味しく出来る」と“カレイの煮付け”“野菜のポトフ”“りんごのコンポート”“鯖のカレー煮”“イカと大根のワタ煮”と連日大奮闘中だが、何とも味気の無い料理にはいささか参ってしまった。
             
“虎の巻”のレシピも大阪(関西)版なので当然関西風の薄味なのかも知れないが、それにしてもどれを食べても、みな同じ薄っぺらな味で全くコクも風味も無く不味い!のだ。調味量を見ると確かに少なめ、しかし標準にしたとしても調理の過程がインスタントだから旨く出来ないのではないだろうか。どう考えても圧力鍋が万能ではないと思えてしまう。
             
このところ台所に入れなかったので何となく手持ち無沙汰だったので、紅玉で今年二度目のジャムを作りながら、同時にアップルパイを初めて作ってみた。パイ生地も作ろうと考えていたが、台所を占有した手前『失敗は許されない』と無言の視線に屈して冷凍の既製品を使ってしまった。結果は自分でも驚くほど完璧な出来上がりで、孫達も即完食、焼き上がり直後もあってか市販品と比較しても何ら遜色?は無かった様だ。