ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

研修旅行

2007年04月14日 | 手打ち蕎麦打ち
青葉手打ちそば教室福島支部(社会保険センター)卒業生で構成する福島手打ちそば打ち研究会と同教室合同の研修旅行に参加した。
今回もゲスト参加者を迎えて総勢45名で山形県“大石田そば街道”へ。再び会員特約の福島交通観光バス貸切で福島駅西口を7:30出発、高速道経由で大石田の隣りのそば街道発祥の地“村山そば街道”へ向かい、先ずはそばならぬ最上川三難所の舟下りを楽しんだ。異常気象がここでも影響、例年より雪解けが早くかなり増水しているとかで、パンフレットにある岩場のある風景は観られなかったが、見えない危険な岩場を予測しながら激しい流れで舟頭の真剣な操舟もスリル満点だった。下舟した後、山形のそば街道でも代表的(マスコミで広く紹介されている)な大石田次年子地区へと思っていたら、大型バスで駐車場の問題からか街中のそば屋へ到着。しかもここは全員入れず半数ずつ、ゲスト参加者優先で入った。山形そば街道と言えば“板そば”が定番だが、ここでは“芭蕉膳”とか云う物で天ぷら、漬物の他そばかりん糖、そばクッキー、そばクレープのデザートまで付いたそばのフルコース。道理でこの店、主人はそば好きが高じて道路の向い側には菓子店も出している菓子職人だった。研修旅行では必ず主人のそば打ち実技と講義を受ける慣わしも、今回は都合が悪いとかでこれも無く主人の姿も見る事は出来なかった。事前予約で大勢入店したのは珍しい事なのか、家族+手伝いの従業員の中には不慣れな人の様子も伺えて、それはさて置き何とも不満だったのは残念ながら茹でたてではなく、そば同士が粘りあうほど時間が経過してふやけた物が出されてきた事だ。店の名誉もありあえて名を伏せるが、道楽が高じて商売にしてしまった人なら尚更の事、そばに対する心使い愛着心の消失は同じそば打ち道楽の同士として誠に残念。その後、山形の名産店へ三軒立ち寄り、それぞれ沢山のお土産を求めて13号線で18:00無事帰還した。思いも依らぬ不味いそばを口にしたが“そば打ち人”としての精神を改めて強く再認識させられた素晴らしい旅だった。

料理教室23回目

2007年04月12日 | 男の料理
                  ふきの治部煮     ふき当座煮
                        ふきの佃煮
修業期限も特にない出入り自由の教室でも、自分はやはり4月は世の習慣で新たな気分になり更に上を目指して二年目を迎えた。向上なんて言ってしまったが、一年皆勤しても24回と高が知れているものの、月二回の遠距離電車通学(そば打ち修行も二回)は生活に緊張感を取り戻す絶好の妙薬となっている。
継続者4人と新入生3人の7人でスタートしたが今回の3人も“男の料理教室”定番の定年退職者で「田舎暮らしがしたくて郡山へ、この先自分も台所へ入って女房孝行」「子供の世話になる事は考えられないので、いざと云う時自分が困らない為に」「閑になったので何かを見つけたい」がそれぞれの理由だった。今回も決心した理由はみんな切実なのに道楽で始めた不謹慎者自分が残って、あまり長続しないのは何とも理解し難いが、理由は案外方便で、現役時代はみんな仕事一途で今遊びの模索真っ最中なのかな?と思ってしまう。
今日の旬の味は“ふき”とは云っても地物は一ヶ月も先で愛知県産の養殖物で調理した。“ふきの治部煮”は北陸地方の煮物だそうで、豚肉を使ったが正式には鴨肉との事。ふき・わかめ・豚肉はそれぞれ別鍋で煮込み、特に豚肉(3~4cm角薄切り)は醤油をかけ、片栗粉をかけて混ぜ合わせ、出し汁・調味料を入れて沸騰した鍋に少量ずつ加え、肉しゃぶ感覚で煮込み取り出す事で柔らかさと一味異なった食感が得られる様だ。
少し面倒でもちょっとした気使いで、同じ器に盛られた煮物でもそれぞれ単品の味が堪能出来る日本料理の基本。初めから混ぜて煮込んで総合の味を食する物もあるから難しい。

近着のQSL

2007年04月07日 | アマチュア無線
今回は一週間も早くJARLからQSLが配達された。しかしこれが決して早い訳ではなく、会員に約束したQSL転送規則よりも大幅な遅延であい変らず改善の兆候は伺えない。以前、あまりのサービス低下にシビレを切らした物好きグループが、わざわざ島根の山奥まで出向いたそうだが、門前払いをされてしまったとか。当時は業務委託を東京の業者から引き継いだばかりで、トラブルの続出で良からぬ噂が絶えなかったので当然の結果で、それ以降も我々には一向に業務内容が見えて来ない。何はともあれ以下バンドニュー
 ☆HP1WW(Panama)→30mCW
 ☆5W0SS(Western Samoa)→15mRTTY
 ☆KH8/DF2SS(American Samoa)→20mRTTY
 ☆6L0NJ(Korea)→20mRTTY

雑 誌

2007年04月06日 | その他
             
昔から道楽以外の本はあまり読まない部類に属するが、現役時代から軟らかい本に限り、同僚や同業者とは言っても自分は足元にも及ばないが、縁あって一時期仕事仲間だった人や関係者の著書を一種の郷愁からか積極的に探して読んでいた。
この3冊も今年道楽の本CQ Ham Radioを買いに行って見つけた物で「お坊さんが困る仏教の話」は数日前に間もなくお迎えが来るであろう“あの世”を知る絶好の参考書?と迷わず手にした。仕事の縁で三春町の芥川賞作家玄佑宗久さんの小説や仏教書も読んでみたが、仏教書の方は無宗教者の自分にはとても難解で途中で止めてしまったが、それに比べてこの本の著者は住職ではなく、サラリーマンと言ってしまえば大変失礼だが農林省のお役人から福島民報と福島テレビに勤務、20数年前から趣味で仏教史の研究をされている仏教研究家だそうだ。観音様が専門らしいが、ド素人の自分にも大変解りやすく解説してあり、何とも“読んで楽しくなる本”で一気に読んでしまった。
             
                    好んで読んだ本の一部

アピオス

2007年04月04日 | 素人百姓
                     収穫したアピオス
北米原産地の豆科の植物だそうで地下に数珠繋ぎに生育するジャガイモに似た芋。ジャガイモに比較すると鉄分で4倍、繊維質5倍、タンパク質6倍、カルシューム30倍も含まれた栄養価の高い健康食品だと、一昨年知人のOさんからタネをもらって栽培していた。一年目は殻付きのピーナツ位の大きさにしかならないが、そのまま放置すると大きくなると聞いたので、試しに3株だけ残して置いたので今朝掘ってみた。形は崩れているがほぼジャガイモに似た鶏卵と同じ位で、一年目のピーナツの親玉?を食べるよりは気長に構えてこの大きさまで育てた方が良さそうだ。
アピオスの詳細は
http://www.mvm.co.jp/mvm/apios_text/apios.html

近着のQSL

2007年04月03日 | アマチュア無線
                       80mCWのQSL
昨日の朝全く期待いていなかったA52AM(Bhutan)と3.7935MHzでQSO出来てしまったので“柳の下に泥鰌”と、このBandシーズンオフだが何とも変な予感がして5時45分に起床した。そのままシャック(無線室)へ、数日前にヨーロッパばかりを相手にしていたYB1A(Indonesia)が3.503MHzに出ていたので早速呼んだ。自分の他に馴染みの局が二人呼んでいて、何時も負けていたので「今日も彼等の後か」と思った瞬間に自分に応答があり当然New、ラッキーだった。
午後V85SS(Brunei)からQSLが届いた。80mバンドのNewでお宝のQSLに変りはないのだが開封して唖然としてしまった。絵葉書?でもなく紙質最悪、正体不明の印刷物裏面にスタンプを押してデーターが記入された何と40数年前のU ZONE(ソ連邦)から届くQSLその物なのだ。今時こんなQSLは何処からも届かない、何故こんなに粗末な物が?ブルネイは三重県と同じ面積に人口37万人の石油と天然ガス資源豊な王国、就業者の7割が公務員で世界でもトップクラスの生活豊な国と聞いていた。何とも理解に苦しむ!