昔から道楽以外の本はあまり読まない部類に属するが、現役時代から軟らかい本に限り、同僚や同業者とは言っても自分は足元にも及ばないが、縁あって一時期仕事仲間だった人や関係者の著書を一種の郷愁からか積極的に探して読んでいた。
この3冊も今年道楽の本CQ Ham Radioを買いに行って見つけた物で「お坊さんが困る仏教の話」は数日前に間もなくお迎えが来るであろう“あの世”を知る絶好の参考書?と迷わず手にした。仕事の縁で三春町の芥川賞作家玄佑宗久さんの小説や仏教書も読んでみたが、仏教書の方は無宗教者の自分にはとても難解で途中で止めてしまったが、それに比べてこの本の著者は住職ではなく、サラリーマンと言ってしまえば大変失礼だが農林省のお役人から福島民報と福島テレビに勤務、20数年前から趣味で仏教史の研究をされている仏教研究家だそうだ。観音様が専門らしいが、ド素人の自分にも大変解りやすく解説してあり、何とも“読んで楽しくなる本”で一気に読んでしまった。
好んで読んだ本の一部