ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

幌加内産

2007年04月25日 | 手打ち蕎麦打ち
    切りかけの二八、太目が好きだが太さはマバラで今もってど素人の域を脱しない
今月は研修旅行があったので4月は一回だけの研究会になり17時から吉井田学習センターの調理室で行われた。ここは調理台が他の学習センターより若干使い難い面もあるが、何よりも他には無い倉庫があり持ち歩いていた打ち板やまな板等の大物器具が保管出来るので、ここ数ヶ月来すっかりここに定着してしまった。
17時からの時は皆んな結構腹を空かしてしまうので、何時頃からか女性陣がおやつ担当になり“そばクレープ”を作り空腹を満たしてからスタートしていたが“お好み焼き”“たこ焼き”“ラーメン”に発展、今日は“焼きそば”と今正に旬の味“うこぎのおにぎり”の差し入れもあった。“うこぎご飯”は大好物で、我が家では炊き込みご飯だがこのおにぎりは“混ぜご飯”、炊き上がりと同期してうこぎを塩茹でして混ぜ合わせるそうで、炊き込みご飯とはまた異なる新鮮な美味しさだった。
今日のテーマの粉は北海道幌加内産。そばは一般に寒暖差があり霧が発生して湿度の低い地域の物が美味しいと言われているが、ここ幌加内は日中30度を越える夏の日も夜間は10度前後まで気温が下がり、朝もやの発生も多く一年を通して湿度も低くそば作りには最適の地域で160軒の農家で栽培、良質のそば生産量日本一とWebで紹介されている。ここから取り寄せた玄そばをSさんが製粉した粉である。これだけの産地だから玄そばの貯蔵も万全な筈、この時期からそばが一番不味くなる時期に入るので、まだ素人の身分からしてもこの粉の選択は的を得ていると思う。研究会の暗黙の約束で原則として“10割そば”を打つ事になっているが、最近、特に水曜日は17時からなので家に帰っても夕食が済んでいて翌日に食べるので、10割は何と言っても打ちたてにかぎるので自分は最近“二八”か“十一(そば粉10対小麦粉1)”で打っている。