ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

油揚げ

2007年04月20日 | 福島のうまいもの
“うまいもの”人それぞれ好みと味覚も異なり、他人が「これは美味い!」と言っても期待はずれだったなんて云う事も偶にはあって、本当に“うまいもの”に巡り合わせるのはなかなか大変な事だ。全く個人的な「美味い!」と感じた自分好みの“福島のうまいもの”ガイドブックより少しはマシ?自分好みの逸品を少しずつ紹介する。
             
                   料理教室御用達の油揚げ
昔ながらの手作りで大きさ・厚さもまばらだが、1/2にすると“いなり寿司”に最適で身がしっかり引き締まって開くのが大変だが、旨さが凝縮、素材が本物の証拠だ。少し遅れたが二番目の孫のささやかな入園祝いに料理教室の自宅実習を兼ねて“太巻き”と“いなり寿司”を作った。婆さんが「昔の味だ!」と絶句「美味い!これが本当の“おいなりさん”?」娘、孫まで喜んで完食した。添加物の付加も無いそうで、これより何倍もする金山町の物より格段に旨いし、因みに値段も格安の5枚で210円は本物だ。
             
               清水台4丁目の裏街にある小松屋豆腐店
郡山駅前からさくら通りを進み国道4号線交差点をそのまま通過、一番目の信号機を右折して約150m先の左側にある。店に入るとガランとした空間の隅に豆腐が入った小さな保冷庫、一瞬これが豆腐屋?と途惑ってしまったが、部屋のガラス戸が閉った奥にはコジンマリした道具が見えて、こんな様相からも昔ながらの豆腐屋であることが容易に想像できた。「料理教室で使って、昔の味がしてとても旨かった」と告げたら大変喜んでいたが、初めて訪ねた店だ。いろいろ聞いてみたい事もあったが、取りあえず遠慮が寛容少し通ってからの楽しみにした。