ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

南国風うなぎの混ぜ寿し

2006年09月08日 | 男の料理
素人百姓で一本だけ植えたゴーヤは大豊作、結果的には8割ほど土に還元してしまった。生産者としては少しでも多く消費する事がゴーヤに対する感謝の念で、家族には健康食品を口実に週一回のノルマを課した。しかし、さすがに敬遠されだして何とか旨く食べる方法はないかとオリジナルレシピで試行錯誤していた時、ローカルTV局の料理番組でこの料理を放送していた。
藁をも掴む心境だったので早速作ってみた。うなぎとゴーヤの組み合わせが絶妙で、苦味が決して邪魔にならずまた黒酢、黒砂糖、シークワサー(果汁)とそれぞれ個性の強い食品だが仕上がりは思いもよらづ好評でリクエストされてしまうほどだった。
大豊作だったゴーヤもほぼ終焉をむかえて感謝を込めて今シーズン最後の、今日が三度目「南国風うなぎの混ぜ寿し」のゴーヤ料理を作った。ゴーヤ料理と云えば個性が強いだけに一度拒否されてしまうと二度と口にされないが、そんな人もこれだけは受け入れたし、自己採点“ゴーヤ料理のベスト1”かな?
[材料]           4人前
 米             2合
 酒             大さじ2
 昆布            少々
(合わせ酢)
 黒酢            大さじ2
 シークワーサー果汁   大さじ1
 黒砂糖          大さじ1
 塩              小さじ1/2
(具)
 うなぎの蒲焼       1匹
 ゴーヤ           1本
 枝豆            適量
 白胡麻           適量
 みょうが          適量

[調理方法]
 1.米は昆布と酒を加え、硬めに炊く。
 2.合わせ酢を作り、炊きたてにまわしかけ、粗熱を取る。
 3.うなぎを細かく切って酒をふりかけ、レンジで加熱する。
 4.ゴーヤは3~5mm厚さの1/4輪切りにして軽く塩もみする。
   熱湯に5秒、さっとゆで氷水に取りすぐ水気を取る。
 5.2の寿し飯に具を混ぜて器に盛る。白胡麻、みょうがを散らす。
*シークワーサー果汁入手不能でレモン汁 大さじ2とした。
*ゴーヤのゆで加減がこの料理最大のポイント、慎重に。