ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

JA7QIさんのお宝

2006年09月16日 | アマチュア無線
JA7QIさんの開局して間もない頃に自作した送受信機「今も物置の奥に保管してある」と遊びに行く度に聞かされていたが、整理が終って出してきたと電話があったので48年ぶりに対面して来た。いっぱい埃にまみれていたが保管が良かったのか電源を入れれば今でも動作しそうで『電源入れでみっかい?』と言ったが「折角の宝もったいね、チェックしてがらにしな」と制止『んだない、楽しみながらあどがらゆっくりやっぺ』当時は皆んな手作りで、初めて交信出来た時の状況は今でも鮮明に浮び、それぞれが千差万別の興奮と感激を味わった。

              
当時では珍しい時代の先端を行くMT管の3~10MHzAM/CW6球スーパー受信機。真空管が抜けていたが別箱にたくさんあるそうだ。

              
               3.5~50MHz2号送信機(1号機は6V6GT)

              
                6AG7-6AG7-2E26 A3 10WRF部
バンド切替えはプラグインコイルの交換。シールドケースは国民型並四受信機2から取り外した物で外して撮影した。

              
                        送信機内部
RF回路でも当時はラジオ用のカーボン抵抗しか手に入らなかったので皆んな平気?で使っていた。またコンデンサーは今は遠の昔に生産中止になって入手不可能なマイカーコンデンサー。50MHzの1stDXはLU(アルゼンチン)因みにANTは300ΩTVフエダーのFDPだった。

              
                    50MHzXtalコンバーター

              
                      Xtalコンバーター内部
抵抗はあい変らずカーボン抵抗、コンデンサーはセラミックとチタコンが見える。このコンバーターは5月20日掲載のJA7TKさん(50MHz福島のパイオニア)の物を寸違わず部品配置まで忠実に再現した。残念ながらXtal(水晶発振子)が見つからないそうだ。

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1 コメント

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自作 (パパ)
2006-09-18 11:48:50
今にも当時の声が出て来そうな感じがします。自作の時代、缶詰の缶も大切な部品でした。色々と工夫して製作した頃は、今の様にホームセンタで色々と買える時代とは違った楽しみが有った様に思い出しています。

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