ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

ぶり大根

2012年12月10日 | 男の料理
            
旬の鰤のアラを使った“ぶり大根“この時期には欠かさず自家栽培の大根で作っていたが、放射能土壌汚染により素人百姓廃業、二年ぶりに岩手産の大根で作った。
我家では「アラだけでは貧乏くさい」と言われて以来、汚名挽回口封じもあって切り身も添える事にした。また初期の頃「生臭い」とも言われて、ぶり特有の臭味を取るために下処理はより丹念に行う。特にアラは塩を充分にふりかけ30分以上放置して水洗い後に湯通して、更に水道水を細めに流してしばらく晒してから煮込み、切り身は通常の煮魚の方法で別鍋で煮て盛付で一緒に添える。大根は同じ青首大根と思われたが、包丁を入れた瞬間から微妙な手の触感からも違いを感じて、実食でも果肉のなめ軟らかさや甘味等も自家栽培には及ばなかったが、材料の調達から完成までの5時間は充分に楽しめた。