ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

原発事故17

2011年08月02日 | 原発事故
            
一週間前に市政だより8月号に付随して「全市一斉放射線量測定マップ」6月17~20日測定が配布された。当町内は4ヵ所測定されていて何れも2.5~3.0μSv/hで使用測定器は堀場製作所PA-1000(¥131,250)で、最近になってようやく一般市民でも発注から約40日位で入手可能となり精度は±10%。中国製品の15~20%に比べればかなり信頼出来る。
その後7月11日町内会で測定した「南町町内放射線量マップ」も回覧されて、何と我家の前の側溝が二番目に高い5.4μSv/h。かなり危ないので正確な測定位置と対策の要望もあり測定者の町内会長を訪ねた。市から借用の堀場製作所PA-1000は既に返却。ICA文化事業協会(国際的な災害支援団体)提供の中国製測定器(画像青色)を渡され、これで再測定を指示された。同じ位置で測定した結果は3.2μSv/hと低く、前の結果は市役所に報告済みとの事だったが、他の市町村では国の指針に先駆けて対策を推進しているのに、福島市は全く自主性が無く、我が身辺の防衛は自らが必須で何ともやりきれない。(画像は室内テーブル上での自分の線量計との比較)
            
飼料用稲藁の汚染で肉牛出荷停止。当然今年の米も汚染は確実で、更にTVニュースで米問屋が昨年の米22年度産米を買い漁り米価急騰を視聴してしまった女房は「新米は汚染で食べられないし、去年の米も消える」と大慌て。制止も聞かず米問屋のミニ版、米漁りを始めてしまった。孫達も避難してしまったし、米飯は夜一回だけの3人腹で当然供給過剰。もうこれから先は“不味い飯”しか食べられない。原発が憎い!