ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

老犬

2010年10月02日 | その他
我が家の老犬11歳は犬と人間の年令比較表によると60才。自分より10歳も若いのに加齢による健康障害はむしろ自分よりも深刻な状況で、昨春の検診では小型犬特有の僧帽弁閉鎖不全症と診断され、心臓から血液が静脈に逆流阻止の弁が老化に比例して劣化が進行、末期には呼吸困難で死に至るそうだ。原因は解明されていないそうで、進行を緩和する投薬治療中で日常の行動も人間同様の衰えが感じられる。
昨日の午後部屋の掃除中、自分専用の30cm高さのソフアーの前に一時的に椅子が寄せられていた事から、普段は正面からジャンプしてソフアーに飛び乗っていたが、椅子を避けて斜めからジャンプしたら見事に失敗して尻から落下。以後左後足はビッコを引き夜には元気も失いうずくまったままになってしまった。話も出来ないし孫以上に心配で何度も目が覚めて観察、診察開始の15分早く到着して一番目に診察を受けた。ビッコの状態はかなり回復していて歩行に不自然が感じられる程度になっていたが、触診では右足と比較して確かに麻痺があり、レントゲン撮影の結果は人間の椎間板ヘルニアに相当する症状で、写真では判らないが、性能の良いレントゲンで撮影すれば目視可能との事。春の検診で「腰が悪いのでは?何か気が付きませんでしたか」と質問されていたので、当時も触診で異常を感じていた様子で、人間相手の医者より感(診断力)は鋭いのかなーと思った。何れにしても人間様同様に加齢による障害で、一週間三種類の投薬と安静維持に努めて再診察になった。あと3年すると加齢は逆転されるし、お互いに医療費の支出競走をしながらどちらが先にお迎えがあるのか、何とも夢の無い話になってしまう。