ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

主夫業?

2007年01月03日 | 男の料理
料理教室の自宅実習を自ら課して来た事もあって、気分次第で入っていた台所も何時の間にか週3回も入るようになっていたが、特に孫達が来てからは買出しから終了までの5~6時間は開放されるので、この方が得策と週4~5回になった。
正月と云っても今回は大幅に縮小して、昨日からは普段の食事になって今夜が今年2回目、朝何にしようかと掃除をしながら考えていたら、TVから何やら料理の音が、途中からだったがお笑いのキム兄の「簡単ドリア」だった。缶詰めのホワイトクリームを使い、オーブンではなくガスバーナーでチーズを焼き短時間に仕上ると云う物で、これなら我が家の8食分もオーブンでは夜が明けてしまうが短時間にしかも同時に食べられる。今夜はこれに決めた。業務用の缶詰を使うので白飯が定番?なのだが、今回は自分の腕を誤魔化す意味もあり業務用の冷凍海老ピラフを使う事にした。
            
これが食材の全てだがホワイトクリームがクリームシチューに化けてしまった。
家から近いクオーレに行った。店舗改修前はふんだんに品揃えしてあったが、今は驚くほど少なく物が無かったので矢野目の西坂までと一瞬考えたが、魔が指したのか「同類?マー良いか」が大失敗のもとだった。シチューなので濃度からすれば当然の結果で味も別物、結局シチュークリームは塩辛過ぎたので濃度を緩めにして薄く覆い不足分をチーズで補完した。一人前ずつ皿に盛ろうとしていた時、突然女房が現れて「面倒なので大きいフライパンで一度に作って後で分けれは良い」と、反対したが結局その通りになり、しかも「パン粉をまぶせば美味くなる」と脇から手をだして強引にパン粉をまぶしてしまった。バーナーで焼くので心配した通りパン粉は黒焦げで苦くなり二重の失敗、後日再挑戦しなければ納得は出来ない。
            
でも次回は矢張りオーブンを使って、ホワイトクリームだけは結構面倒なので業務用かな。
キム兄も簡単料理本を出版している様だが、以前グッチ裕三の簡単料理もTV視聴したり「これは旨い」のレシピ本も数冊買い、TVや本で紹介された物を数品調理してみたが、決して不味くはないが美味しくもなかった。氏の説明では旨い店のシェフ直伝だったり、食べ歩きで見つけた味の工夫だそうだが、矢張り“短時間で簡単に”は所詮手抜き無理なのではないだろうか?