かぶれの世界(新)

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(悪の仮説)米国のコロナ死者数が断トツトップの理由

2020-05-05 21:26:35 | ニュース
久し振りに根拠が曖昧で天邪鬼な私の悪魔の妄想だ。だが、戦後日本を経験した老人にはそれなりの真実を感じて頂けるのではないかと内心期待する。

最初にこのブログの題名は私の「米国かぶれ」から取ったものだ。中学生の頃のアメリカンポップスから退職までいつも見上げると米国があった。正確には羨望だったが、長く付き合った思いでもある。

今日もテレ朝がアメリカのコロナウィルス検査数が日本より如何に多いか、言い換えると日本が劣っていると報じていた。だが、これだけ検査したのに何故米国の死者数が多いのか説明をしなかった。死者を減らすのが目標なのに本末転倒だ。いつものように都合の悪い真実は伝えない。

ということで、逆に米国かぶれの私が例によって「天邪鬼的解釈」を紹介したい。それは基本的に米国が今でも西部劇の世界、つまり勝者のみが徹底的に栄える社会だからだ。必ずしもトランプ大統領下の米国だけではない。

これは調査結果ではない。経験から導かれた想像だ。米国の場合検査数と死者数は直接関係がない。米国の死者数のかなりの部分は、弱者が構成する下層階級の人達だ。彼等は貧しく医者に診て貰うことすら出来ない。米国は国民皆保険ではない、治療費を払えない人達が多数いるのだ。

深刻なのは更にその下に国民と見做されない密入国者が数千万人いる。そして、所謂中流階級もコロナの影響を受けて今迄に3千万人以上解雇され失業保険を申請した。彼等の多くは今後下層階級に陥落すると恐れている。それがもう一つのアメリカなのだ。

この背景のもとにトランプ大統領が20-30万人死ぬと言ったり、5万人に改善すると胸を張ってみたり、更には専門家がそれを訂正するとか無茶苦茶だ。それとは関係なく各州は夫々の事情に応じてコロナ対策を打っている。一口に検査数を云々する状態にないと日本のマスコミは理解すべきだ。

もう少し目線をあげると、英国を含めたアングロサクソン民族は基本は優勝劣敗の社会だ。「抗体」の議論が云々される英米のニュースを聞くと、私にはアングロサクソンの似たモノ同士を感じる。欧州大陸は少し違って中道寄りの社会民主主義的アプローチ(大きい政府)出事情は異なる。

そこで私の天邪鬼或いは悪魔的な想像を逞しくすると、抗体を持つ人口を増やす競争でトップに立ち、コロナウィルス後の世界で優位に立とうという意図的な試みの臭いを感じる。それがアングロサクソンのDNAだ。黒船以降の歴史的を辿ると、日本は従わないと最終的に敗者になる。

蛇足だが、韓国の検査数を褒め称えるマスコミについて。韓国の対応の前提となる極めて重要な対策がある。それは韓国政府は中国の独裁政権と同じく国民全員の動きを追跡し把握していた。日本では感染経路を調べるために保険所が必死で調査した。一方、韓国は苦も無く把握して次の段階に進んだ。日本で許されるのか。ホントに日本マスコミは自己主張に都合の悪い真実は全然報じない。■
コメント
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