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誰も止められないトランプ暴走(3)

2025-04-23 18:31:07 | 国際・政治
早朝5時過ぎに目が覚め枕元のラジオニュースを聞くと、ドル相場が142円に急落しNYダウが1200ドル上昇したと報じていた。これを聞いて私はびっくり、驚いて嬉しくなって目が覚めた。というのは、私は米国で働き帰国後に米株式を保有しており、トランプが大統領就任以来このところ米株とドルはべた下がりのダブルパンチを受けて大損してたからだ。

株とドルが同時に値下がりした時の損は分かりやすく言えば損が2倍になったということだ。家内から「損失は堪らないですね」とからかい気味のメールが来て、私は「投資とはそういうものだよ」と悔しまぎれの返事をした。私の投資は生活に影響の出ない範囲で家族の為にやっているが、そうはいっても儲かると嬉しいし、損すると悔しい。

私から見ると、最近の市場の動きは投資云々よりトランプ政治を評価する尺度になっている、言い換えると彼の政治判断は市場の動きに左右されていると強く感じる。彼が政策決定する度にマーケットが右往左往する、そのマーケットの動きによって1日もたたないで意思決定をひっくり返すのだ。彼の相互関税の90日間停止が最初の典型的な例だった。お馬鹿な例だった!

私が彼のコロコロ変わる意思決定が意外に底の浅い判断に基づくと思ったのは、米国債が急落した時の彼のドタバタぶりだった。その判断自体は悪くないと思うが、そんなのやる前から分かってたんじゃないの馬鹿じゃないのと思った時だ。一旦そうなるとパウェルFRB長官を交代させると言ったり、そんなつもりはないと言ったり。お陰で冒頭の市場変動で私が喜んだりした訳だ。

今日の日本経済新聞は「結局、トランプ氏に対しては金融市場による監視が一番効果的だというのがよく分かった」(みずほ銀行の唐鎌大輔チーフマーケット・エコノミスト)と報じていた。だが、それでも米国民のトランプ支持率は若干下がっただけというから驚く。トランプを変えるのは米国民か市場か、その両方か。EUでも日本でもロシアでもない、だが中国はどうだろうか。■

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