さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 パリ その12

2008年11月18日 | 海外旅行
セーヌ川左岸は、カルチェ・ラタンを含め、文教地域になっています。

カルチェ・ラタンに隣接するようにリュクサンブール宮殿があります。

アンリ四世の死後、王妃のマリー・ド・メディシスがルーヴル宮に住むのを嫌がって建造させたものです。

出身のメディチ家ゆかりのフィレンツェのビッテ宮を模したものです。



宮殿附属の庭園であるリュクサンブール公園は、市民の憩いの場になっており、多くの像が飾られています。

これは詩人ヴェルレーヌの像。



自由の女神の原像。

ニューヨークの自由の女神は、、アメリカ合衆国の独立100周年を記念してフランスより贈呈されたもので、これが原型です。



文豪スタンダール



ショパンの愛人として知られるジョルジュ・サンド

フェミニストのはしりで、男装して社交界に出入りして評判になったといいますので、この像の姿の印象だったのかどうか。



アンヴァリッド

ルイ十四世が、戦争で傷ついた兵士を収容させるために建造した建物です。

フランス革命の際には、群衆がここを襲って武器を手に入れて武装したといいます。



パンテオン

カルチェ・ラタンの中心部にあり、ルイ十五世が、病気の治癒を感謝して、建てさせたものです。



サン・テチエンヌ・デュ・モン聖堂

パンテオンの脇にあるゴシックスタイルの教会です。



サン・ジェルマン・デュプレ聖堂

現存するパリ最古のロマネスク様式の教会です。

今は青春の思い出になってしまった大学紛争。その発端は、ソルボンヌ大学のあるカルチェ・ラタンでした。お茶の水付近にバリケードが築かれてカルチェ・ラタンを名乗っておりましたが、その現地を歩いて、改めてあれはなんだったのだろうと思いました。
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