さすらいの風景 コインブラ その２

旧大学の構内に入るとまず武器の間がありました。



王立憲兵隊の控室で、槍の装飾が置かれていました。



回廊から帽子の間を見下ろすことができました。学位授与などの儀式が行われます。もともは17世紀に宮廷の広間です。



一番偉い人の座る席。学位授与なら学長かな。



壁には歴代の国王の肖像画が飾られています。





天井を装飾が施されています。





試験の間。部屋の大きさからすると、個人単位の口頭試問が行われたようです。



歴代の学長の肖像画が並んでいます。



天井には各種の紋章が描かれています。

ポルトガル王室の紋章。



神学部　十字架と太陽



教会法学部　教皇冠



法学部　はかりと剣



医学部　コウノトリとカドゥケウスの杖（ヘルメスの持ち物）

医療・医術の象徴としては、ギリシア神話に登場する名医アスクの持っていた蛇の巻きついた杖である「アスクレピオスの杖」が一般的ですが、「アスクレピオスの杖」と「ケリュケイオン」との混同は、デザインが似ているため欧米においてもしばしば見られます。前者はヘビが1匹であるのに対し、後者はヘビが2匹で杖の上に翼が付いています。



壁のアズレージョ。



テラスに出ると街の眺めが広がっていました。





モンデゴ川に架かるサンタ・クララ橋。



旧カテドラル。





この後は、一旦中庭に戻り、図書館とサンミゲル礼拝堂を見学しました。