さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 カジュラーホー その5

2012年01月11日 | 海外旅行
カジュラーホーでの二日目、いよいよ本命の西の寺院群の見学になりました。

西の寺院群では、10ほどの遺跡がまとまっています。遺跡に入場して、まずは前列の左の群から見学を始めました。

右の高い寺院が、ラクシュマナ寺院で、左奥がマターンゲーシュワラ寺院です。



右手には、パールヴァティ寺院(左)とヴィシュワナータ寺院が見えています。さらに奥にも寺院が並んでいます。これらを見物していきました。



ラクシュマナ寺院の前に、こじんまりしたヴァラーハ寺院があります。



ヴァラーハ寺院は、ヴィシュヌ神の化身の一つであるイノシシを本尊としています。



ラクシュマナ寺院に向かいます。10世紀半ばに造られたヴィシュヌ神を祀る寺院です。チャンデーラ朝寺院建築の特徴を最も良く伝えています。



ラクシュマナ寺院の左にあるマターンゲーシュワラ寺院は、10世紀初頭に建立され、ピラミッド型の高塔を持つ、古いデザインを残しています。唯一現役の寺院で、有料エリアの外にあります。中には、直径2.5mの巨大なリンガが本尊として納められているといいます。



ラクシュマナ寺院のお堂の中です。祀られているのは、ヴィシュヌ神でしょう。



この寺院の外壁は、びっしりと彫刻で覆われています。







神様も女性を従えて楽しそうです。



ガネーシャも踊りだそうな姿をしています。



象も、繰り返し模様のように飾られています。





女性の後ろ姿もなまめかしく描かれています。



この寺院のミトゥナ像(男女交合像)は特に有名です。





一般的な像の中に混じっているので、ミトゥナ像は注意して探し出す必要があります。











一般に象は正面を向いているのですが、この像だけは右を盗み見しています。ユーモアを感じますね。



ラクシュマナ寺院の基壇にも彫刻が施されています。



これは、古代インドの愛の経典「カーマ・スートラ」の体位を現したものと言われています。



少し破壊が進んでいるところもあります。



中には、馬とも。これも有名な彫刻ですね。



彫刻は横に長く続いており、これは、王様を著したもの。



楽師たち



駱駝の行進



象と馬の行進。なぜか豚が逆走しています。



入り口と反対側から眺めたところです。

ラクシュマナ寺院の見学を終えて、奥の列にあるカンダーリヤ・マハデーヴァ寺院に向かいました。
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