【今日の 試料理】
先日のドラマ、日本テレビの「ハケンの品格」見てしまいました。
内容はスーパー派遣社員「大前何某(篠原涼子)」が派遣先の会社で大活躍をするというラクーーーーなドラマである。
しかしその本質は、現代の働き方改革批判とやらを考える、とても真面目なドラマとワシは見た。
なんちゃって。
先日の巻は、社員食堂で臨時コックとして働いていたおじさん(呑み鉄本線の人)が、社内改革だか委託改革だかで首になった。その途端カレーがまずくなる。調べると彼の努力の結晶であった。
臨時のコックの有難味が分かる、というお話である。
以上は、今から書くこのブログの枕である。
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そのコックの作るカレーのレシピが一瞬画面に現れたので、すかさず(本当はビデオで画面を止めて)シャッターを切った。
それがこの写真。
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以下、このレシピに準じてカレーを作ってみたぞ。
先ずは
チキンに塩コショウとタイムを混ぜておく。
(タイムがあいにく在庫に無いので、代わりにジャマイカ産のオールスパイス、どうでもええじゃろ。)
みじん切りにした玉ねぎをフライパンできつね色になるまで炒める。だいたい45分ほど付きっ切り。
ドラマでは3時間炒めると言っていたが、そんなに炒めると玉ねぎが無くなっちまうぞ。
しかしワシがカレーを作る時もここがキモで、常にじっくりと炒めておるのだ。
炒めた玉ねぎにスープを加える、となっているのでコンソメの元を2個ほどお湯で溶いて
このスープとトマト缶を鍋に入れて熱する。
レシピにはニンジンとジャガイモが無かったが、それではワシは淋しいので入れる。オット!ジャガイモはあとね。
加熱している間に
待たせてあった骨付きチキンをソテーする。ソテーって何?
ソテーって漁村市弁では「外へ」(使い方:そてー行かざあ)外へ行こう。
ソテーとは、熱したフライパンに油を引き強火で肉や魚を焼くこと。だそうだ。なんじゃらほい。普通のことじゃん。
ソウテーできなかった。オヤジかワシ。おじんですワシ。
だいたい熱が入ったら鍋に入れる。
ドラマのレシピではクミン・コリアンダー・ターメリック・カルダモン・チリペッパーを炒めてとなっているが
そんな面倒なことするわけないぞ。
ハウスなんちゃらカレールウを入れて、生クリームを投入する。
様子が分からんかったので、クリームは半分ほどにした。ホドホドが重要。諸行無常の世界だぜ。
あとはいつもの通り常連の赤ワインやチリやセージやナツメグを適当にホイホイ投入。
出来上がりました。
トマト主体のカレーだと、本気で思わせる少し酸っぱめカレーライスが出来た。
ドラマ「ハケンの品格」カレーと名付けても良いが
ワシがかなりの部分アレンジしたのでそれは止めて
「トマトカレー」と呼ぶことにする。
カレー大好きな連れ合いはお替りしたぞ。(カレーの時はいつもだけど)