おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

階段手摺

2018-12-17 16:56:10 | 日記

【今日の 大工】

まだ若いと思っていても、身近にいる人が家で手摺のお世話になることになった。

それを見たワシも、まあ近い将来の身を案じている。

ちょうどよい機会だ、我が家も階段に手すりを取り付けようではないか。

これを「人のふり見て我が振りやまぬ、いいぬは喜び庭かけ回る、もとい、我が振り直せ」という。

 

我が家の新館の方の階段は回り階段で、回るところが当然のことながら傾斜が急になっているのである。

考えてみればこの角度は怖いぞ。

紙のマスキングテープで位置を表した。だいたいこの様に手すりを設置しようと考えている。

新館は木造の在来工法と異なり、壁の下地の材料が外観からは分からなくなっているので、細い針を壁紙の上からバンバン突いて下地を捜したぞ。

基本的には階段の各踏面(ふみづら)から75cmの高さに設置することにしたが、階段が回っているところはどうしたら良いか?こんなンしました。

いろいろと考え、工夫をしてブラケット(金具)の設置位置を下地材のある所に持ってきたが

どうしても一か所下地がないところにビスを止めねばならぬ。どうするか。

そこはだなあ。

こんな金具をだなあ

8mmの穴をあけて、壁にそのまま突っ込んでビスを締めていくと

石膏ボードの裏側で

こんな風に直角に金具が出てきて、さらにビスを締めてゆくとブラケットが締まる。という魔法のような器具があるのだ。

これで危惧が無くなるのだ。(シャレな)

このようなアイデア器具がいっぱいあるのだぞ。

ホントに、ホームセンターをぶらぶらと(買わんのに)見て回っておくと、いろいろとアイデアあふれた製品があって面白いぞ。

しかしこの便利なお助けビスも、しょせん石膏ボードに止めるだけだから、力については頼らないほうが良いぞ。

この場合は、ブラケット一個につき3本のビス止めのうち、1本をこれで施工したので、あとの2本で下地材に支持できているということでクリアーなのだ。

事故については自己責任なのだ。(またまたシャレがでましたー)

写真は階段の最上部の様子。

このように、ブログで読めばさっと取りついてしまったようだが。

ここまで至るにはホームセンターで各種手摺を研究し、金具と壁裏の支持材の位置関係を計測し、壁にマスキングテープで位置を仮に表示して、

実際に手すりが付いたものとして何度も階段を上り下りして(これを英語ではシミュレーションという)あーでもない、こーでもない、と試行錯誤の結果であるぞ。

また、ワシんちから行けるホームセンターのすべてを回って金具はどこが安く、手すり材の丸棒はどこが安いか(これをマーケットリサーチという)(フンとかよ)

研究した結果

丸棒はEnチョーが異常に安く、金具はKインズが比較的安いことが分かった。ただしKインズは我が家からは一番遠いので、そこまでのガソリン代を考慮すると少しの部品ならばC-マがお得となるぞ。(あんた細けーね、だな、年金生活だしな)

昨日か今日、吉田町にオープンしたスーパー野良作業ホームセンターが、チラシを見ていると、なんでも安い様な感じである。

よっぽどで無いと遠くて行かんが、いつか視察を兼ねて遠征してみようかと思っている。