【今日の 新製品】
永遠の命は無い。
昨夕、17年も我が家で頑張ってくれていた電子レンジ(東芝製)がその寿命を全うして逝った。
その影響は、早速、この日の晩御飯に、出た。
つまり冷凍保存のご飯の、解凍あたためができなくなったのだ。
さて、ご飯を温めるためにはどうすればよいか。えー?どうするのだっけ?
ワシが生まれる前から電子レンジがこの世に存在していたわけではないぞ。
ではその頃には冷えたご飯はどのようにして温めていたのかなあ。
全く分からない。
しようがないから、フライパンでご飯を焦げない程度に「炒って」そのまま食卓に持っていき食べたのだ。
このように普段何気なくやっていた作業が、機械の故障で出来なくなる。人類の退化ってやつか?
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東芝電子レンジER-SS1(g)型 購入日は2001年8月25日
今は亡き懐かしの「すみや電気」で買ったことがわかる(SUはすみやの略称)
東芝のロゴマークが古いマークだぞ。筆記体だ。
17年越えのレンジだが途中大修繕をしているのだ。「マグネトロン」という電子を発生する心臓のような部品の不具合での修繕を経験しているのだ。
こんな故障は普通買い替えの範疇であるが、購入後5年ほどだったので泣く泣く改修と相成ったのだ。だからワシら夫婦には思い入れの強い家電なのである。
ペットがある日亡くなったのと同様に「あー、ついに死んだか」の残念な気持ちが大きかった。(ペットロスにはならんけども)
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電子レンジの存在は大きいぞ、その日から困ってしまうものなあ。
何時までも壊れたレンジのことをくよくよ考えていてもしようがない、(決してそのような気持ちにはならんけどもさ・・)
早速電気店へ行って新型電子レンジを買ってきたのだ。
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シャープの「ヘルシオ」が良さげだが、いかんせん値段が高い、10万円も、いやそれ以上もするのだ。
かしこい定年ご夫婦には購入は絶対無理。
さんざ売り場の若い衆に、あれこれ教わったが普通のレンジに決める。
でも少しだけ張り込んで、蒸気で調理できるタイプの新型電子レンジにしましたぞ。
今回も東芝製だ。
東芝も上級幹部社員が悪事を働いて、その結果下級社員が苦労をしているが、頑張れTOSHIBAだぜ。
17年前には何の苦労もしないで一人でホイホイと設置したが、寄る歳にはかなわんよ、連れ合いと二人で箱から出してゆっくり、そっと設置したのだ。重量20kgは体力の限界に近いぞ。
ちょうどお店は、店舗全面改修後のオープン記念セールで割引だったのを、さらに値引いてもらって、かつ500何円の古いレンジの回収費も無しで、その上、下取りポイント1000点もいただいて、歳末の夕方の懐に温かい光が入ってきたと感じているのである。
幸せなご夫婦であります。