おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

クリームチーズを作る

2011-11-17 20:51:29 | 食・レシピ
【今日の 生まれて初めて】

★Uちゃんが「チーズづくりセット」を貸してくれたので
生まれてこの方食べたことはあるが、作れるものとは思ってもいなかったクリームチーズにトライする。

 なかなか作るチャンスが無かったのは田舎のこととて「低温殺菌牛乳」が手に入らなかったため。
職場でこのことを話したら、いとも簡単に「生協」に売っている、とのこと。なーんだそうだったのか池上さん。

◆材料は低温殺菌牛乳を2リットル
    プレーンヨーグルト  25cc
    塩            0.5gと2g
    レンネット        35mg(どのように計量するのか?)

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◆牛乳を湯煎し35度±1度に温める
同じく35度±1度に湯煎したヨーグルトを入れて良くかき混ぜる
この温度を保ちながら60分間乳酸発酵させる。

 写真手前の白い箱は燻製温度調節用の手作りハイテク調節器
鍋が2重なのは湯煎のため

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◆10ccのお湯に塩0.5gを溶かし、レンネット35mgを良く溶かす。(レンネットとは子牛の第4胃から抽出される凝集酵素、ここで使うのは微生物培養の人工レンネット)
 10ccの湯の計量が少なすぎてできない。このためホームセンターで急きょ試験管を買ってきた。科学の実験のようであるゾ。
更に、0.5gの塩の計量ができない。上皿天秤秤を買いたいところだが、もったいないので1gをデジタル秤ではかり、それを”にらみメーター”で半分にする。
レンネットの35mgについては付属の耳かきクラスの大きさの”ミクロスプーン”で測る。
ついでに1ミリシーベルトも測っておく(これはジョーク)。まるで科学実験。

 溶かしたレンネットを牛乳に入れ、1分ほど静かにかき混ぜて、さらに再び35度±1度で湯煎する。時間は今度も1時間

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◆牛乳にスプーンを差し込み、軽く持ち上げてパカッと裂けるように割れればここまでは良好。
このかたまりをカードと言う。

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◆カードをカードカッターと言うピアノ線のほそーい線が数本組み合わせである道具でカットする。
しばらく置くとカードとホエーと言う水分に分離していく。

◆殺菌した漉し布をざるに広げてカードをお玉ですくい入れる

◆25度のところに6時間置いてホエーを抜く。ホエーとは、ほれ!ヨーグルトの水分と同じサラサラの水だ低脂肪・高タンパクだって。そのまま飲んでもイケる味。あの花畑農場では豚に食わせてホエー豚として売っているくらいだ。

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 25度の所と言うが家のどこにもそのような場所は無い。
ワシは考えた。発砲スチロールの箱の中にこれを入れ「携帯カイロ」(懐炉は携帯に決まっているがな)商品名ホッカイロを3つほど使い、25度を確保することにした。ワシはえらい!
これで乳酸発酵しながら脱水するのだそうな。

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◆次に漉した布をタコ糸で縛り冷蔵庫に吊るして10時間置く。(冷蔵庫の中身は事前に移動してもらう)
乳酸発酵が止まった状態でホエーが抜ける。

10時間後の状態。やっとこ出来上がり。

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◆これに塩2gを均等に入れてしゃもじでよく練る。

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◆立派なクリームチーズが出来上がった。
牛乳2リッターから400gのチーズと1.5リッターのホエーができた。

◆昨日の正午に始めて、出来上がったのは今朝の7時。ふー疲れた。ブログ書きも疲れた。
ご苦労さんでしたワシ。





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1 コメント

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お世話になります。 (週刊実話)
2011-11-26 20:09:42
お世話になります。
チーズお裾分けいただきありがとうございました。
美味しかったです。
次は何を作っていただけるか楽しみです。
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