おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

餃子の無人販売店

2021-04-13 10:01:06 | 日記・エッセイ・コラム

【今日の  世の中 変わってきたぞ】

へっちゃんが餃子の無人販売店が出来たと教えてくれた。フーン

例のごとく、そのような噂は右の耳から左の耳に素通りだ。   だったが、

ある日、信号で停車した車窓から右を見たらば・・・・

餃子販売と書いてある。36個で1000円だ。ああ、先日言っていた無人販売とはこれのことか、と

ガラパゴス携帯電話で写真を撮って、(今は、そう言うのかどうか知らないが)写メールをへっちゃんに送った。

すぐに返事あり。そうだとのこと。

次の日に近くのスーパーに買い物のついでに寄ってみた。

「創業昭和15年、群馬県水上の餃子の名店「雪松」門外不出、秘伝の味をそのままに」だと。

 

店に入るとがらんとしている。無人だから何か悪いことをしている気になる。

左の方に購入方法のビデオが流れていたり、たれを売っていたり、保温バッグを売っていたりする。

初めて入った店なのできょろきょろしてしまう、なんとも落ち着かないことだ。

正面にガラス扉の冷蔵庫があり、中に冷凍餃子が2パックづつ包装紙で束ねてある。

ふんふんこれを取り出せばいいのだな。

取り出して備え付けのコンビニ袋(無料)に入れる。

お金はどこへ入れるんじゃ?

 

右のほうにお賽銭箱があってそこに札を入れるようになっている。では監視カメラはその上か?

思った通り天井にカメラがありました。へっちゃんの言う通りにカメラに向かってお金を見せてからお賽銭箱に投入する。

これで完了。

へっちゃんに言わせると、どこぞのおばあさんが賽銭箱に向かって手を合わせたという。勿論これは右の耳から左の耳。

2人家族では36個の餃子は超多すぎだ。

味見として二人で10個料理することに

普通の作り方だと連れ合いが言う。

うちは近所にある「餃子の王将」のテイクアウトを、広告の割引券で買うのでついつい王将の餃子と比較してしまう。

ワシが生まれて初めて焼いた記念すべき餃子

このために焼きが少なくて焦げ部分がいまいちだがゴメン。

食べてみたがニンニクたっぷりで子供にはお勧めできないぞ、

それに具が少ない気がした。て言うか具が少ない、ワシはぎっちりが好みだ(キッパリ!)

残り26個いつ食べようか。

それにしても田舎の道端にある野菜や果物の無人販売はよく買ってみるが

街中の無人販売とは、とても想像できない世の中になってきた。

これも遠隔監視できるカメラがあるお陰だ。どこぞにはコンビニエンスストアで無人店舗があると聞いとるが

新型コロナウイルス蔓延がこういった新しい販売方法の背中を押している気がする。