【今日の 作業】
長期にわたってブログをお休みしていたが、理由は特にない。
ひょっとして感染した?と良い子の皆さんにご心配をお掛けしたかもしれぬが
ワシはいたって健康である。ご安心くだされ。
マメと言われている(誰から?)ワシじゃがお休みしたい時もあるのだよ。
この時世では、なかなか社会へ出ていく機会が無くなって来て、それにつれて
ブログネタもなかなか集まらないという訳である。
まっことすみませんでした。再発防止につとめません。
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さて、今日はジグソーと言う切断機を、本来の使用法ではなく、少し変化させた使い方についてご説明をしようと思う。
先ずはジグソー、英語ではJIGSAWと書いて、糸ノコのことである。糸みたいに細いノコギリだな、簡単に言うと。
ワシのはこれである。
糸とは言ったが、この手は7mmほどの幅を持つノコギリではある。だからあまり細かい細工は出来ない。まあ大まかに曲線が切れるというほどのものだ、しかもRYOBIという会社の工具はワシのような素人さんご用命の工具である。安いのだ。
でも、ワシの子供の頃から考えるととてもすごいことである。このようなものが「あ、欲しい」と思い立ったらすぐに買える世の中になった。昔は大工になるしかなかったもんだ。あらゆる工具がそうである。
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次に12mm厚さの板を用意する。以前家のリフォーム工事をしたときの床板の余り。
これに、下の写真のようにジグソーの底面板がぴったり納まるように細工する。
下から4mmのビスを4か所に差し込み
ジグソーをそれにはめてビスを止める。
このジグソーと板とが密着したところでひっくり返すと。
この様になるのだ。つまり板上面にノコギリだけが突き出ている形だ。
これで造作はおしまい。スイッチを入れて木を切断する。
この木は桜の木、サクラは材質が密で普通のノコギリではなかなか切れない、かえって息が切れちまう。
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なんでわざわざこんな作業をしたのかと言うと。
ワシの数多い特技と言うか趣味と言うものに燻製づくりがある。主に肉類だが。
この写真は先日燻煙したベーコンである。
ビニルで真空密閉しなくても、燻製品にすれば長期にわたって品質が保たれるのだが
より長期に保存できるのがうれしいのだ。(あ、脱線した)
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燻製づくりを始めた頃は下図のような出来合いの桜チップ(桜だけでなくいろんな材質のチップが市販されているナラ・カシ・ヒッコリーなどだな)を購入して楽しんでいたが・・・・・
ある時、はたと気付いてしまったのだ。買わんでも桜なら拾ってくれば良いんじゃね↑。
それ以来、川べりのソメイヨシノの枝が落ちていると担いで帰宅するようになった。
せっせと硬いサクラを適当に製材して使っていたが、
先日在庫の桜チップを見たらば
これじゃあワシの作った燻製器に入らへん、つまり製材作業が面倒くさくなって大きく作りすぎたのであった。
星の数ほどある在庫の手作り桜チップを、さらに細かく切るのにはどうしたら良いか
寝ないでかんがえて、何しろ手引きのノコギリでは5本も切るといやんなっちまうだよ。
で、上記のジグソーを利用した製材器を考えたってわけだ。
これを使えば面白いようにサクラの木を細かくすることが出来る。
ただし調子に乗ると指を細かくしてしまうことがある。注意に注意を重ねて作業しねば。
(古い友人のスギイさんが、丸ノコで指を落として浜松まで救急搬送された時を思い出した。彼はその後、その時の輸血により肝炎になって大苦労したのである)
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話があちこち飛んだがジグソーの話でした。チャンチャン。