【今日の 工作】
よく各地のイベントで起震車の体験をやっている。
これは、トラックの上のお部屋が地震の揺れの再現をして、市民に震度7とはこんな揺れだという事を体験していただこうという企画である。
先々週あたりからワシはこつこつとその模型を作っていたのである。
本日、やっとこ満足のいくモノが出来あがったので、全世界に発表できる運びと相成った。
これだ!
白く見えるものが幅30cm,長さ90cmのシナ合板でこれがいわゆる「地面・地球の表面」のつもり。写真では見えないがその裏には小型のキャスターが6個付いている。
手前にある電池やなんかがその「地面・地球の表面」に横ゆれを発生させる「システム」である。
以上はワシの発明である。ここに至るまでには本人の超人的な不断の努力が・・・・・・なのである。
この「地面・地球の表面」に木造家屋の模型を載せて、地震の揺れで耐震補強をした家としない家の壊れ具合を実験で再現するという構想なのだ。
(家の耐震模型の工作の状況ブログは、なにぶん昔の事とて探せない。悪しからず。)
ではその肝心の心臓部についてお見せしよう。
くれぐれも言っておくが、この部分はワシの創作だけに、見学できるのはブログ読者の良い子だけの特典なのだよ。
手前にあるのがギアボックス、ギアボックスと一体となっていて分りづらいが、後ろが模型用モーターである、更に後ろに第二のモーターが連結されている。
その第二のモーターの左側青色のものがスイッチ、その隣に乾電池が2本ある。
手前に黒い「ヒトデ」のようなアームがあり、その「手」の一か所の先に串ざしにしたベアリングが4個付いている。モーターが回ると「黒ヒトデ」が回り、串刺しベアリングが回るようになっている。
「地面・地球の表面」に開けた横長のスリットに串刺しベアリングを下から差し込んで
モーターを回すと・・・・・・
「地面・地球の表面」が前後方向に移動するといった具合。 分るかなー
このような小さなモーターで駆動する「地面・地球の表面」が動き。その上に載せる家の耐震模型がうまくユサユサと揺れて壊れるのか。それは今の段階では分らない。
近日中に職場に持って行き実験をする予定である。
重すぎて動かない。動きがゆっくり過ぎて壊れない、などの危惧はあるが、「失敗は成功の元」
やって改良すれば良いのだ。
◆モーターの縦列駆動を試みているが
これって電気的には理にかなっているのか。門外漢のワシには分らない。
SL(蒸気機関車)の重連から思いついたのである。
以上