【今日の 快い疲労】
某 幼稚園から大学院まで一貫した教育の、有名大学高校・中学のホールで「飛ぶ」をテーマにしてサイエンスショーを行った。
と言ってもワシら3人は午前1回午後1回のそれぞれ30分のショーであって
午後一番のショーの付けたしみたいなもん。
そのメインとなるショーは東京大学でも教鞭を取っている御仁。
ケイコさんに言わせると「ものすごい人」らしいが、ワシはその方面は暗く「なんでえ、ただの小声のジイサンじゃん」
学校側も、ワシらと待遇が天と地ほど異なる。
フン!ワシらはどうせ市立科学館のボランテイア仲間ですよーだ。
のっけから苦情を言ったが、こういったのは良くないぞワシ。
昨日、ショーの前日に当たりリハーサルを行うが、これが全くの失敗リハ
ドラえもんは空に浮かばないわ、翼の風洞実験で使う扇風機はなぜか強い風を送ってくれないわ。
わしが説明の順序を間違うわと、もうサンザンであって、明日(本日のこと)の本番がどえりゃあ心配になった。
さて本日。
いいとこあるじゃん、一緒にショーをするケイコさんもサワさんも家から扇風機を持ってきてくれた。これには感謝感謝である。
705名収容の大ホールに最初の回は20人ほどの観客、やる気でねー。
午後の回はまあ何とか80人ほど。
ワシぐらいの大物にもなると(冒頭の愚痴と違ってきたか?)、聞いてくれる人が大勢いるほどにやる気が出るのであるがしようがねえ。
午前の回を見ていた科学館の館長やケイコさんから「あなた話が長すぎるわよ、あそこはもっと短い方が良いわ」と有難いご指導ご鞭撻をいただき、その通りに話を進める。指導のとおりやったつもりであるが、ワシはもっと話したい、話したい、の気持ちを押さえきれたか分らない。
風洞実験も扇風機のおかげで上々の出来。最後のメインイベントのソーラーバルーンもまあまあ浮いて観客の反応もまずまず。
小人数ではあったがそれなりに和気藹々(わきあいあい)とした雰囲気作りが出来てショーは見事に成功した。
科学館の観客と年齢構成が異なるが、少し年齢が高い人向けの内容にしてワシの心づかいの細やかさが出たショーであった。
誰んれも言ってくれないからワシ自身で本音を吐露しておくことにする。 良いのだワシのブログだから。
終わってみると「おもしろかった」
快い疲労があって「サイエンスショーはやめられないぞ」
サワさん、ケイコさんお疲れさまでした。またやろうぜ。