ラフターとはベロキラプトルじゃあない

【今日の　現場見学会】

ワシ現場大好き、おやおや良い子のみんなも事務仕事より現場大好きか！
そうだよなあ、それでなけりやあ土木屋なぞにならんもんなあ。

と、言うわけで今日は早朝よりバイパス新設工事の橋梁の架設工事現場見学会。

例によって同僚のテ・ラーダ君と二人で出かけた。



バイパスのＩＣ工事の主道路の連続高架橋。ＰＣ桁３径間＋鋼製板桁（合成桁橋）８径間というちょっとここら辺では見かけないほどの長大橋である。

ＰＣ部分は架設が終わっていて、残りは鋼製桁８径間のみ
全長４００ｍとか言っていた。



県下の土木屋の、現場が好きなやつと、橋が好きなやつ、暇なやつ、帰りにどっかへ寄って行きたいやつらが大勢きていた。
この寒いって言うのに。



土木の世界も変りつつある
このカラフルなベネトンカラーのトラッククレーンをご覧あれ。
以前はとても考えられなかったカラー
これで吊り上げ能力２００トンとかだ。

ワシの現役時代は油圧式では７５トン吊クレーンがほぼ最大で、それ以上の吊り上げ能力になるとワイヤー式で、トラスブームを別のトラックで運んできて現場で組み立てたのだ。だからその組み立て用のトラッククレーンがもう一台必要で、なんやかや積算がのしたものであるが・・・・



車輪がついたものなら何でも好きなワシは、しょうもない普通の板桁を吊り上げて橋脚にすえつけるこの工事より
このカッチョいいクレーンに興味があった。かっこいいなあ、思いっきり幅の広いこの車を運転するのは気持ちいいかなあ。

でも、たった最大１６トンの部材を吊り上げるのに２００トンのクレーンが必要であるか、疑問が残る。

それからトラッククレーンと普通に記述したが、今は「ラフター」とか言うらしい。その意味は「ラフテレーン・クレーン」だ。
「オルター」というのもあってこれは「オールテレーン・クレーン」という。ワシはガンコにトラッククレーン。フン！