ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

キャディさんのガッツポーズ(6)

2012年04月07日 | 日記
2番ホール170Yは、グリーンをのぞむと、途中の谷が
深く、右はOB、左は池、正面には大きな木が邪魔する
という、そうとう難しいホールです。
左右2グリーンですが、右が少し手前にみえました。

こういう時にかぎって、風はアゲンスト。頬に当たり、
冷たさもいっそう寒く感じられます。
ほなさんは、
「こんな距離で使うクラブは無いぞ。」
とティーグランド横でひとりごとが出ました。

そうなんですよ、できればドライバーを出したかったの
ですが、このショートでドライバーを使った方は見たこ
とありませんので、遙か遠くに見えても、実際は近いの
でしょう。でも力が入ります。

先に打ったK氏は、左の池方向へ。従兄弟は右グリーン
横のバンカー方向へ球が飛びましたが、いかんせん、ほ
なさんのメガネはここ数年遠くが見えません。そのうち
に新しいメガネに替えねば、と思いつつも、貧乏なほな
さんは「メガネのミ○」行くことができないでいます。

さていよいよ、ほさんの番です。
ほなさんは右のグリーンに狙いを定め、得意?のプッシ
ュアウトが出たなら中央の木へ、ひっかけたなら右のバ
ンカーへ。とにかくその間にグリーンがあるのですから、
なんとかなって欲しいとグリーンに向かって祈ることに
しました。今日はまだOB球が出てません。ツキを逃し
てはなりません。

「エイブラハム、レギュラー158エンナリ、キヲツケロ
 !キャッシュカードにザンはナイ、ブツブツ、、。」
とお念仏。最後に、三年ぶりに愛するホッテントットの
神様への踊りをやっていると、後ろから、従兄弟がゴホ
ン!と咳をひとつ。いいかげんに早く打て!という合図
です。他人がみるとしょうもないことでも、こちらは必
死なのであります。

ほなさんはクラブを構えると、あの空へ打てとばかり、
福島晃子を想い出して振りました。まったく似てなかっ
たと思いますが。
ところが打たれた球は、これほどの祈りむなしく、左
方向へ飛んでいくではありませんか。

あーあ、と落胆するほなさんを尻目に、周りは騒がしく
なりました。そして球は、左グリーン端へと転がりこん
だのでありました。
「ナイスショット!」
と周りは口々に叫び、賞賛の声を掛けてくれました。

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そうなんです、ほなさんが右グリーンだと思ったのが
間違いで、じっと見ると、旗は左グリーン上でなびい
ていたのでありました。
ひどいプッシュアウトの球スジがナイスショットにな
ったとは、お恥ずかしいやら、うれしいやら、、。
今日はやっぱりツイテいます。
それにしても、ほなさんウレピー。

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