ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

川風に吹かれて(続)

2010年08月19日 | 日記
5番ホールはこのパブリックで2番目に短い
ショートホールですが、グリーンまでの距離
感が難しく、うまくグリーン面に落とせても、
左に流れて行くのが読みづらいホールです。
しかしここはパーで上がらないといけません。

難関4番をクリアした”オナー”ほなさんの
球は、自信に満ち溢れていました。旗を目指
してまっすぐ飛ぶと、グリーン手前端、エッ
ジをクッションにして、そのままピン方向へ
転げこみました。

「入れ!」
と皆がいっせいに叫ぶほど、カップの脇を抜
け、すぐ傍、ほんの40cmぐらいでしょうか、
向こう側で停まったのでした。

「えらい調子ええなぁ。僕ら恥ずかしいわ」
今日初めて会った二人連れから声がかかり、
顔見知りの人は、
「パー、パー、パーときてここはバーディ
 だろ。今日の優勝は間違いナシ。」
と真顔で言いました。
自分でも、優勝は無理ですが、3位以内の可
能性に近づいていることはわかります。賞品
は一日無料券がもらえるのです。

皆がパターを打ち終わるのを待って、ほなさん
も打ちました。ほんのちょっと弱かったのでし
ょうか、カップの淵でボールは停まりました。
反対側から覗きみると、球の付近だけ高麗芝が
立っていました。

「うーん、おしい!」
と三人は言いましたが、ほなさんは元からパー
を狙っていたのですから、これで十分と納得し
ました。

次はほなさんの難易度No1、6番ホールです。
約200Yの打ち上げパー3、グリーンは砲台で
たとえ1オンしても堅くしまっているため、奥
に転げ出る超難関ホールです。
1オンしたのは数年で2回しかなく、ボギ-なら
御の字のホールなのです。
コメント
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