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kan-haruの日記

大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 蒲田駅付近(第5回)

2008年01月29日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2008

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京急創立110周年
京浜急行電鉄は、1898年(明治31年)2月25日に大師電気鉄道株式会社を設立し110周年を迎えます。翌年、1月に六郷橋~大師間が開通し社名も京浜電気鉄道株式会社となり、1901年(明治34年)には六郷橋~大森停車場前(現JR大森駅)間が開通(「大森町界隈あれこれ 京急歴史(1) 大森海岸と大森間に電車が走る(その1)」参照)しました。
また、1902年(明治35年)には、羽田支線の蒲田~穴守間が開通し、六郷橋~川崎(現京急川崎)間も開通しました。品川までの直通は、品川(八ツ山)~八幡(大森海岸)間が1904年(明治37年)に開通したことににより、品川~川崎間が全通開通しました。

蒲田駅付近第5工区高架工事
蒲田駅付近第5工区(工事工区図参照)高架工事は、京急蒲田第2踏切から第9踏切までの区間(地図参照)で大林組JVが担当の工事区です。
この区間の京急蒲田第5踏切(環八通り)は、第一京浜国道と直近の交差点があり、城南唯一の交通渋滞の難所です。このためこの区間には、本番の高架化工事と並行して、別置の本線上り線の環八通り先行立体交差高架化工事(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 京急蒲田駅付近(第1回その3)」参照)が行われ、4月に開通の予定です。

京急蒲田第2踏切から第5踏切までの区間の、環八通り先行立体交差高架化工事の状況については記述済(「大森町界隈あれこれ 京浜急行高架化 京急蒲田駅仮上り線ホーム移設(第4回その4)」参照)ですので、第5踏切からそれより以南の第6工区(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 雑色駅付近(第1回)」参照)と境の京急蒲田第9踏切までの工事進行を1月14日に見てきました。

京急蒲田第9踏切北側から、環八通り先行立体交差高架橋へは上り坂となり、現在の京急本線の山側に並置して仮上り本線が施設されております。

   本線に並行した環八通り先行立体交差高架路    本線との間の高架橋脚

この工区の本番の高架橋工事の状況は、先行立体交差高架橋仮線路と、本線上り線路の山側の間に鉄筋製の四角形の高架橋脚が、京急蒲田第7踏切の南側までの区間に建てられているのが工事の現況です。

                    本線高架橋の橋脚

先行立体交差高架橋仮線路は、上り坂を登ると仮高架橋となり、旧出村駅通りの京急蒲田第8踏切高架橋の桁下は3.2mです。

         京急蒲田第9踏切から第8踏切までの先行立体交差高架橋 


            京急蒲田第8踏切付近の先行立体交差高架橋

仮高架橋は、京急蒲田第6踏切まで登りつめます。

          京急蒲田第6踏切まで登りつめる先行立体交差高架橋

現在、仮高架橋線路には、一本柱の片吊りの架線柱が全区間に架設してあります。

            京急蒲田第6踏切付近の先行立体交差高架橋

京急蒲田第6踏切を過ぎると、先行立体交差の環八通りを渡ります。この仮高架橋線路は、環八通り鉄橋を過ぎると下り坂となり第4踏切鉄橋の桁下は2.3mとなります。そこから、第2踏切手前で地上となります。

                環八踏切上の先行立体交差高架橋

京急蒲田駅施設
京急蒲田駅構内の施設の未完であった、1・2番線ホーム地下道への連絡エレベータは、1月2日時点では開通しています。また、本線上りの旧3番線ホームは、1月14日には除去工事が行われておりました。

開通の1・2番線ホームエレベータ     本線上りの旧3番線ホーム除去作業

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