平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2018年9月30日 DCGの新しい井戸から

2018年11月20日 21時57分44秒 | Weblog
DCGの新しい井戸から

 最近、大名クロスガーデンの玄関に無料の水やお茶のコーナーを設けるようにしている。松村先生が書かれた「主の山に備えあり」(ヤーウェ・イエラエ)との礎石の横に。これは粕屋教会訪問時に知らされたが、元々は粕屋のラーメン屋天龍さんの活動だ。「水を飲みにだけでも、どうぞ気軽に立ち寄って」と。それを平日にも実施したところ、多くの反響があった。
 簡単に言うと、教会への平日の来館が増えたのである。あるお母さんは、「ここってキッズルームも使えますか?」と尋ねてきた。近所には0-3歳が安心して遊べる環境が無く、転勤で越してきて他に頼れる人もいないらしい。ある人は駿台の予備校生で、水をきっかけに、しばらくホールで休んでいかれた。帰りにはわざわざ2F牧師室を訪ねて「ありがとうございました、帰ります」と言ってくれる好青年だった。
 私は安全チェックも兼ねて出来る限り下に降り、お茶を玄関で飲んで、人がいれば声をかけ、説明し、興味があれば礼拝堂も案内する。2019年は、パイプオルガンも入って新しく始まる一年でもあり、献堂7年を迎えるDCG伝道の二期目だと私は位置付けている。道行く人たちの小さな必要に応えていく事から、霊的な必要を満たしていくまでの新しいチャレンジだ。
 エジプトの女奴隷ハガルは荒れ野にて主と出会い、そこをベエル・ラハイ・ロイ(わたしを顧みられれる生ける神の井戸)と呼んだ。私はこの井戸をひたすら掘り続けるし、この井戸に目をやり、この泉、この井戸にくる人に仕える人を、今は祈っている。一週間の内で、一日、午前と午後のどちらかの少しの時間、主とノンビリーバー(未信者)の霊的な必要に用いたいと祈っておられる方は、森まで知らせて下さい。


森 牧師

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