教育の大切さ
教育者でない私が教育を論じることはおこがましいことであるが、次の時代の日本を築く人たちが、科学的にしろ、精神的な知識にしろ、豊かな教育を受けなければならないことは言うまでもない。日本には、昔から教育を重んじる慣習はあったと思われるが、戦後、貧困を味わった年月が続き、物(と金銭)が生活の中心になっていた間が問題であったのかもしれない。今から40年以上前に出版されたコメニュース(鈴木秀勇訳)の世界教育学選集の中に書いてあるいくつかを紹介してみよう。
彼は細々した知識の教え方を述べている。膨大な内容だが、知識、技術、言語、徳行、敬神をあげ、一つにまとめており、平易に着実に敏速にと言っている。そして教育の始まりの知は心(精神)でものを見ることが重要だとしている。そして根底に神をおいていることが注目される。
少年期、青年期の教育に注目し、子どもの能力に信頼をおいている。また「母親学校の指針」の中に幼児の健康と鍛錬についても記している。そして教育は、人びとに喜びを与えると同時に人生に役立つ言葉を語ることだと述べている。わかり易い、楽しい教育をめざして私たちも教会学校を成長させていきたいものです。
松村師
教育者でない私が教育を論じることはおこがましいことであるが、次の時代の日本を築く人たちが、科学的にしろ、精神的な知識にしろ、豊かな教育を受けなければならないことは言うまでもない。日本には、昔から教育を重んじる慣習はあったと思われるが、戦後、貧困を味わった年月が続き、物(と金銭)が生活の中心になっていた間が問題であったのかもしれない。今から40年以上前に出版されたコメニュース(鈴木秀勇訳)の世界教育学選集の中に書いてあるいくつかを紹介してみよう。
彼は細々した知識の教え方を述べている。膨大な内容だが、知識、技術、言語、徳行、敬神をあげ、一つにまとめており、平易に着実に敏速にと言っている。そして教育の始まりの知は心(精神)でものを見ることが重要だとしている。そして根底に神をおいていることが注目される。
少年期、青年期の教育に注目し、子どもの能力に信頼をおいている。また「母親学校の指針」の中に幼児の健康と鍛錬についても記している。そして教育は、人びとに喜びを与えると同時に人生に役立つ言葉を語ることだと述べている。わかり易い、楽しい教育をめざして私たちも教会学校を成長させていきたいものです。
松村師