平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2011年10月16日 主の望まれることだけが前に進む

2011年10月18日 19時02分15秒 | Weblog
  主の望まれることだけが前に進む

 10日のファミリーキャンプは、何が一番よかったかと言えば、DCC委員以外の方々が、全員発言してくださったことだ。心に思っていることを率直に語ってくださったことがうれしい。
 DCCへのかかわりは、「ねばならない」ということはない。それぞれが、それぞれの考えや理解したところで、かかわってくださることが大切なのではないだろうか。無理をする必要はなく、自然体でいいのだと思う。一生懸命にやりたい人はそうして欲しいし、そうでない方はお祈りだけでもありがたいと思う。
 さて、本日は、福岡国際教会との協力関係について、あちらの役員の方々がお越しくださり、話し合いのときをもつ。それによっては、新しい広がりが生まれるだろうし、こちら側が活動の見直しをしなければならないことも起こるかもしれない。双方が、イエス・キリストの福音が広がっていくことに集中し、互いの働きを信頼できるようになることが、最善の道だと考えている。
 いかに努力しようとも、主が望まれるままに最終的な形は収まるだろう。建物の形もあちらでの活動内容も、すべては、主の望まれる形に落ち着くと信じている。だからこそ、安心して、私たちはこれからも話し合いを積み重ねていくことができる。どのように行き詰ろうが、どのように順調に事が運ぼうが、すべては、神様がよいと思われることだけが、前に進んでいくことを私たちは信じて、そこに信頼を置こう。


平良師

2011年10月9日 2011年度ファミリーキャンプに向けて

2011年10月18日 00時03分53秒 | Weblog
  2011年度ファミリーキャンプに向けて

 10月10日(月)に宗像にある国民宿舎「ひびき」で日帰りのファミリーキャンプを行う。最近あちら方面に行くことがあって、ちょっと地理に詳しくなった。古賀からは畑地と海岸線をずっと走ることになる。行きに「道の駅」に立ち寄るのは、朝に、宗像でとれた新鮮な野菜等がまだたくさん並んでいる間に購入したい方々がチャンスを得るためである。「あんずの里」もあるが、両方寄るには時間が足りないので、「道の駅」だけとなったようだ。
 「ひびき」は海に面しておりロケーションも抜群。また、新鮮な魚介類の料理にも期待がもてる。その中で、大名のヴィジョンを語り合うとき、日本海の大海原よりもさらに、大きく豊かな風景を私たちは思い描くことになるのだろうか。
 DCC委員会からは、これまで、常会等で話が出た内容もあるし、初めて聞くプログラムもあることだろう。あちらで、何ができるか、すでに外部からも、大名ができたときには、これこれのことで使わせて欲しいといった声も届いている。キャンプ参加者は、先週までで30数名ということだ。
 今回は、この日、学校の授業があったり、出勤だったりで、気持ちはありながらも来られない方々もいて残念である。しかし、これからは、このキャンプに限らず、どこでも色々な場で、大名のヴィジョンを語り合っていただきたい。それぞれの願いが、どこかでは叶えられている、そういう建物と活動内容になるように、力と知恵を主に祈り求めつつ歩もう。


平良師

2011年10月2日 これからの平尾教会のために

2011年10月15日 13時31分13秒 | Weblog
  これからの平尾教会のために

 2011年度も半分が過ぎた。あっという間である。2012年度も瞬く間であろう。しかし、私にとって、平尾教会の牧師となって、2012年度は10年目となる。おそらく、私の変わらねばならない部分があっても、多くの方々が我慢して今に至っていることだろう。これからの平尾教会を考えるとこのままではいけない、そのように思っている方々もおられるはずだ。
 そこで、これからの平尾教会のために、私の評価をしていただかねばなるまいと思う。これまでの仕事の評価をはじめ、今後、牧師に望むことを書いていただきたい。それは、ありとあらゆる私に関する評価と要望である。できるならば、評価と要望を書いてくださるすべての人に、ご自分の名前を記名していただきたい。
 それは、私が、内容をより真摯に受け止めるためだ。その人の顔をしっかりと思い浮かべながら、私はその評価と要望を受け止め、できるだけの努力をしたいと思う。また、そのことによって、それらの方々と真実の出会いをいただけるものと期待もしているのである。
 それから、これはほんの少しで結構なのだが、ほめてあげてもよい、と思われるところも挙げてもらうとうれしい。しかし、記名がどうしても嫌という方は、無記名で結構である。その方々の声にも、同様に耳を傾けねばならないのは当然のことである。アンケート用紙を作成して、できるだけ年内に答えてもらいたいと願っている。これからの平尾教会の前進のために。


平良師

2011年9月25日 教会コンサートのテーマから

2011年10月15日 00時19分54秒 | Weblog
  教会コンサートのテーマから

 「キリスト/教会の主よ/聖霊そそぎ満たし/炎と息吹とをもて/新たにつくりたまえ/恐れと破れのなかに/疲れをおぼゆるとき/われらを導きたまえ/主にあるきよき交わりへ」(新生讃美歌363番1節)。
 今、私たちは、恐れと破れのなかに疲れをおぼえる者であろうか。ある人は、そのとおり、と答えるだろう。ある人は、ちょっとそれに近い状態だ、と言うかもしれない。また、ある人は、今ようやく平安が訪れたと答えるだろうか。恐れとは何か、破れとは何か、疲れとは何か、そこにはぞれぞれの状況が横たわっている。
 しかし、教会の主であるイエス様が、聖霊で私たちを満たし、炎と息吹で新たに造ってくださるように願おう。そして、大名の若者たちにとってオアシスとしての教会の群れとなろう。
 「キリスト/教会の主よ/まぼろし示されつつ/招きに応えて進む/われらを繋ぎたまえ/主イエスのみ業によりて/一つに結ばれたる/われらを導きたまえ/勝歌うたうその日まで」(3節)。
 私たちはイエス様によって一つとさせられた者たちだから、主が与えてくださったヴィジョンに向かって、主のお導きを信じて、さらに力を合わせて、歩んで行こう。2011年度の教会コンサートのテーマは、「主なる神が建てられる~共につながろう~」である。大名での伝道と東日本大震災の被災地をおぼえてのテーマである。つながりの先に被災された方々、弱り果てている人々が含まれている。祈りの場としての大名のありようも期待したい。


平良師

2011年9月18日 スモールグループ(SG)が機能

2011年10月09日 15時39分39秒 | Weblog
  スモールグループ(SG)が機能

 少しずつであるが、幾つかのスモールグループが機能してきた。SGを始めて丁度一年になる。継続してやってきたSGがそれなりに機能し始めてきたと思う。互いが本音で語り合うことができるようになってきた。このことは、SGの基本であり、ようやくスタートに立ったことになる。
 これで、互いの重荷を負い合える第一の条件が整えられた。主を讃美し、聖書やテキストから学び、交流を深め、互いが今抱えている生活の課題をおぼえて祈る。まさに小さな教会である。残念ながら、リーダーやメンバーが忙しくて、時間を作れなくなっているSGもある。同じSGの中からリーダーを新たに立てるか、SGの統廃合が必要になってくるだろう。そこらのことも、これからの課題である。
 いろいろなことは、やってみないとわからない。そして、あれこれと不都合が生じれば、それを解決していくなかで、さらによきものへと整えていけばよい。今日の礼拝で、SG開始一周年記念のキャンペーンを行う。平尾教会の約半分の人々が、SGにこれまで参加してきている。これから、さらに増えていくことを願っている。
 趣味や職業、年齢、地域、同じ課題を抱えている方々、奉仕グループもその一つになりうるだろう。どのような人々とSGを作るのか、これからはさらにバラエティーに富んだケースがでてくるだろう。SGが、今の時代のニードに豊かに応えうるものになるよう、期待して取り組みたい。


平良師