平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2012年6月17日 内視鏡の検査を受けて

2012年07月05日 17時37分14秒 | Weblog
内視鏡の検査を受けて


 私は、32歳から48歳の春まで、十二指腸潰瘍を患っていた。これまでは、スレトス説が有力で、ピロリ菌の影響もあるというのは、10年くらい前から言われるようになった。福岡に来たとき、松村先生の紹介で、近くの内科に行き、そこでピロリ菌の駆除をしてからは再発しなくなり、それ以来あの背中からず~んと走る痛みを味わうこともなくなった。
 しかし、健康診断を受けると、毎回のように、胃透視で、胃カメラで精密検査を受けるように指示される。十二指腸潰瘍の跡がひっかかるのである。胃透視もバリウムをあんなに飲まされて、さかさまにさせられたりで、一度などは、あわや床に頭から転げ落ちそうになったこともあった。あれもまたつらい。それに加え、胃カメラは、苦痛で苦痛でたまらない。あの管が喉に入っていくとウウェウウェとなって、苦しい。
 それで、今回は、どうせ胃カメラになるのだからと、最初から胃カメラで検査を受けることとし、鎮静剤を打ってもらって、眠っている状態で検査を受けることにした。これは正解であった。喉を麻痺させるために麻酔薬を飲んだあと、腕に鎮静剤を打ってもらった。そのあとは、おぼえていない。目が覚めたときには、検査は済んでいた。何とうれしいことよ。
 しかし、看護師さんが実に優しい方で、準備の段階でまったく不安を取り除いてくれた。次回またこの方になったならば、鎮静剤を打たれ、眠ったまま、天国に行ってもかまわないと思うかも。


平良師