キリスト教の土着化のために
-地域に愛され、信用のある教会を目指して-
-地域に愛され、信用のある教会を目指して-
標題通り、地域に愛され、信用のある教会を目指すことは、キリスト教が日本に土着するためには、どうしても欠かせない。そのためには、どうすればよいか。一つには、地域社会に親切になることである。
例えば、地域で、子供たちのための催し物をしたいので、場所を貸してくれないか、といったような申し出に快く対応するといったことなど。ただし、内容の吟味が必要である。また、地域に住んでいる方々のためにDCGでも考えている清掃などの奉仕活動があろう。信用を得るためには、キリストの教会としての証しをすることも考えられる。
例えば、自然災害などで被災された方々のために支援活動をするとか、地域の子どもたちのために行う活動とかである。実際、既に、それらの取り組みはなされている。東日本大震災を忘れないミニストリー、親と子のミニストリー、他にもいくつかのミニストリーがある。しかし、地域に愛され、信用のある教会となるためには、教会の群れのようすを見た人々から、愛に満ちた地域に開かれた群れとして、好感を持たれなければならない。
それから、教会が地域社会に発する言葉や政治的立ち位置もあろう。また、教会員の一人一人も、教会の顔となって、職場や学校や家庭や地域社会にあって信用を勝ち得ることである。これらのことが、イエス・キリストを証しすることになる。そして、イエス様に栄光が帰せられるとき、キリスト教の土着化は進むのではないか。
平良 師