平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2010年10月24日 大名伝道へ向って―神の家族として

2010年11月15日 18時58分32秒 | Weblog
  大名伝道へ向って―神の家族として

 私たちの神の家族は、今、一つの大きく希望のある目的に向って歩んでいる。それは、大名での伝道である。今の時代、このように明確に、歩むべき道を示していただける教会はそう簡単にあるものではない。産みの苦しみはさほどないにしろ、その後の活動においては、結構な困難を予想されている方々もいよう。
 そうかもしれないが、建物が建ったあとの活動においてこそ、恵みはさらに増すことだろう。キリスト者になるということは、同時に神の家族になるということである。私たちは、家族によって、慰められたり、励まされたりする。あるときは、激しい喧嘩もするだろうが、すぐに仲直りもする。家族によって、自然と教育されたり、影響されたりする。家族は、互いに助け合い、信頼することを教えられる。
 何はともあれ、家族は温かく、癒しと逃れの場でもある。キリスト者になろうと思うけれども、神の家族になることは嫌だという人は、サッカーの試合はしたいけれど、シュートだけできればいいのであって、チームで連携プレーをするなんて、とても嫌だ、という人に似ている。
 私たちは、この大名伝道への具体的な歩みを通して、平尾バプテスト教会は、キリストの教会であって、神の家族であることを証しする機会をいただいている。これからはなお一層、思いを一つにして、キリストの教会を建て上げていくことが求められている。神の家族としての交わりが真実に豊かにされることを祈りたい。


平良師