平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2003年5月18日 健康な生活をするために

2006年10月31日 23時48分51秒 | Weblog
健康な生活をするために

 誰でも健康で楽しい生活をしたいと考えておられるでしょう。健康によい生活とはどんなことだろうか。テレビや雑誌などで健康を増進させる方法、食べ物、飲み物、ビタミン、ホルモンなど、病気にならないようにするには? 病気を早く見つけるには? ガンの予防対策、高血圧や糖尿病の人はどんなことに気をつければよいかなど、数えきれないほど色々のことが報告され、教示されている。
 一つ一つのことを見たり聞いたりすると、なるほど、と思うのだが、人間の知識には限界があるようだ。一番死亡の多いガンについては診断と治療法の進歩が時折り紙面を賑わすにもかかわらず、年々増加しており、死亡率は高くなっている。
 優れた内科医フーヘランドの「長命術」という本には、宗教家・哲学者・芸術家に長寿の人が多く、医学の知識のある医師が必ずしも長生きするとは限らないと述べている。近年、精神的な悩み・不安・緊張・恐怖などから多くの疾患がひき起こされ社会的な歪みが増加している。
 4月から平良牧師は祈祷会で箴言を取り上げておられるが、「主を畏れることは知恵の初め」(箴言1:7)が印象に残る。主から与えられる知恵は金銀にまさり、長寿と平和がそなえられ、そこに命の源があることを教えていただいている。主イエス・キリストを学ぶことは、この世において一番賢く、知らず知らずのうちに心身ともに健やかに生活することに通じる道ではないだろうか。


松村師

2003年5月11日 平和1丁目

2006年10月30日 22時51分28秒 | Weblog
平和1丁目

 表の掲示板のある植え込みの雑草がずっと気になっていた。さすがの私もそろそろ刈らねばと思っていたら、先週、O兄が電動草刈機を使ってきれいにしてくださった。そのとき、この植え込みには最初つつじの木を植えていたけれど、この下に建築廃材が埋められていたために、育ちが悪く枯れてしまったということであった。
 ところが、水曜日の朝、そこを通りかかったら、赤紫の花が一輪咲いている。あれっ、と思って立ち止まった。それは、つつじの花であった。とても小さく弱々しい。一本だけ枯れずにいたのだ。よく見ると、他に二つのつぼみがついている。周りの勢いの強い草たちに埋もれるように、これまで遠慮がちに植わっていたのだろう。
 私もそこにつつじの木があるなんて、気づかなかった。しかし、花の季節が来て、「わたしはここにいますよ」と自己主張した。人にもそれぞれ花の咲く時があるのだろうか。
 「何事にも時があり、天の下の出来事にはすべて定められた時がある」

       (コヘレトの言葉3章1節)

平良師

2003年5月4日 あめんどう

2006年10月30日 22時46分23秒 | Weblog
あめんどう

 この欄は、牧師と協力牧師が担当させていただきます。あるときは、神様の創造なさった四季折々の風景に、感じること、考えさせられることなどを、また、あるときは、今の時代の状況をイエス・キリストにある信仰者として、どのように理解させられているのかを。また、地域の出来事や宣教の現場から見えてきたことなども。ですから、何でもということになるのでしょうか。軽く、時には重く、書いていきたいと思います。

平良師