平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2015年9月27日 ハプニングはあったけれど

2015年11月10日 23時58分36秒 | Weblog
ハプニングはあったけれど

 このたびの壮年会主催の懇親研修会は、世話役の方々の入念な計画のうちに、楽しい交わりを持つことができ、成功だったと思う。しかし、計算外のことは何ごとにも起こる。一つは、この日程が、シルバーウィークの中日に行われたことであった。天候にも恵まれて、人出が予想を超えており、どこに行っても混雑していて、目的地まで足を運ぶことがままならず、ここはパスというケースがでた。
 夏の台風による倒木で、散策路が通れなくなっていた。車の鍵を車内に入れたまま、はずみでロックをかけた人、集合場所に帰って来るべき人がなかなか帰ってこず、30分ほど皆で捜し回るということもあった。
 しかし、それらのハプニングを加えても、皆元気で、よき交わりが得られたことに多くが満足していたのは、お世話をした人の熱い兄弟姉妹を思う心と神様のお恵みだ。しかし、予想外というものは、どのような場合にも起こるのだとつくづく思わされた。
 ならば、今度の安保法制は、どうなることだろうか。推進側も、危険な局面を想定しているが、十分ではない。否、実際は、わかっていて、この法案を通過させるために、大丈夫だと言ってきただけのことだったのかもしれない。この法律に則って詳細は具体化されていくだろう。そして、自衛隊員が、想定外のことに巻き込まれ、負傷するのは時間の問題であろう。原発事故も想定外だった。まさかは、いずこでも起こりうる。殊に、命のことだから困るのだ。


平良 師