平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2013年6月23日 CMみる人間心理

2013年06月30日 00時17分41秒 | Weblog
CMみる人間心理

 なぜかしらないが、じゃない。当然のごとくして、コバエが大発生した。数日前から、家中を飛び回っている。昨日は、バチバチ両手でたたいて、50匹ほどを退治した。発生源も特定でき、処理した。にもかかわらず、今日大名から帰ってくると、さらに増えている。妻は、どうしてなのかと首をかしげているが、私は、完璧に発生源をなくしていないからじゃないのかと思っている。
 コバエホイホイのCMで、カブト虫に扮しているメガネかけの人物がでてきて、「カブト虫にはカブト虫ホイホイはないが、コバエにはある。なぜか、わかるか?」とコバエたちに言う。コバエに扮した3人の黒づくめの男たちが、おどおどしたようすで、両手を小さく小刻みに振っている。そこで、カブト虫が突然大声で言うのである。「それだ~。それがだめなんだ!」。
 何がだめなのか、わからないが、どっしりと構えてなくて、おどおどしたようすが、だめだと指摘されているのかもしれない。とにかく、おもしろいCMである。しかし、実際、このようにたくさんのコバエが、ひょろひょろと無数に飛び回っていると、いまいましくなって、両手でパチンパチンとやりたくなる。
 CMを作る人々は、たいしたものだ。いまいましいコバエがひょろひょろとコバエホイホイの中に入っていく。しかし、どういうわけか、この小さい生き物に同情する者はいない。CMに登場しているコバエたちはコバエに扮したおぞましいオヤジたちなのである。


平良師

2013年6月16日 ありがとうございます

2013年06月22日 22時41分56秒 | Weblog
素晴らしい牧師就任按手式&茶話会に感謝!

ハレルヤ!主の御名を讃美します。
 2013年6月9日に大名クロスガーデンで行われた牧師就任按手式は250名を超す方々の祝福の内に始まり、讃美と祈りと笑顔に溢れた素晴らしい日でした。何よりもこのことのために祈り支えてくださった一人ひとりに心からの感謝を紙面上ですがお伝えしたいと思います。本当にありがとうございます。
 式の中では西南学院大学神学部教授の片山寛先生に助言と励ましを頂き、欠点が長所として用いられる平尾バプテスト教会大名クロスガーデンの大きな可能性を語って下さいました。按手の祈りは青野太潮先生に、近隣諸教会を代表する方々に手をおいて頂き、青少年の力溢れる讃美、聖歌隊の美しいハーモニーに、リディア先生によるメッセージ、連盟と福岡地方連合と九州バプテスト神学校とお隣の福岡国際キリスト教会と宗像キリスト教会の祝辞、茶話会では豪華な料理の数々と共につぼみゴスペルの子供と一緒の元気な讃美、平和一丁目フラチームにも華をそえて頂いた。来ていただいた方々から素晴らしい就任式でしたと何人もの声を頂いて、全てを良きように導いてくださった主に感謝した。
 拙く、未熟者の私ですが、どうぞこれからも皆様の助けを得て主の大きな御業を顕させてください。


森 師

2013年6月9日 牧師の仕事と信徒の支え

2013年06月14日 21時54分48秒 | Weblog
牧師の仕事と信徒の支え

 伝道の喜びは何かと問われるなら、それはイエス様に従っていこうと決意した人が新たに生まれるということ。そのことを喜びとしない牧師はいない。私も、森牧師も、3人の協力牧師もバプテスマの決心を促し、イエス様の召しに応答してくれることを祈り願う。それは万人祭司を謳っているバプテストの信徒も同じ。
 しかし、お奨めはするが、そこにはやはり聖霊のお働きがなければならないのであって、牧師たちの願い通りには事は進まない。神様のその方への救おうとされる御心がないところでは、だめなのである。しかし、私たちは、その方の救いを願うのであるから、そのよい業を神様が無視されることもないと信じている。
 また、牧師は、一人ひとりの信徒が、礼拝をはじめとする教会生活を滞りなく送ることができるように配慮し、祈っている。だが、これもまた、無力であって申し訳ない限りである。その方が弱っているときにも十分な手を差し伸べることができないでいる。サインすらキャッチできないでいることも多い。そのような牧師たちだが、信徒の方々は、祈りをもって支えていてくださる。
 神様への奉仕であり、献金も神様への恵みへの応答であるが、これらは、有給の牧師たちを支えてもいるのである。牧師たちの働きを用いてもまた、神様はイエス・キリストの教会を動かされる。今年度、牧師が一人増えたことを恵みだと喜び、財政面でも支える献身者の一人ひとりであって欲しい。


平良師

2013年6月2日 憲法も私たちを守ってくれる

2013年06月08日 22時18分53秒 | Weblog
憲法も私たちを守ってくれる

 悪い人がいる。自分の欲望のままに行動し、他人の幸せを奪う人である。強盗、殺人を行う。こういう人は悪い人だ。人を教える立場にあり、日ごろ正しいことを述べていると思われている人の中に、結構悪い人がいる。酒の勢いで破廉恥な行為をして、訴えられる愚か者である。最近の柔道界の不祥事は嘆かわしい。牧師も気をつけなければと思う。
 しかし、もっと悪い人間が世の中にはいるものである。ヒットラーのような人間は、自分は正しい人だと思っていたのではないか。そして、何百万人という罪のない人々を収容所で虐殺した。政治家は、権力を持っているから、気をつけないとならない。自分が正しい人間だと錯覚している人、正義の味方くらいに思っているような者は特に気をつけないといけない。
 政治家は、人の平和な日常の生活を奪うこともできる、将来のある若者たちを戦場に追いやることもできる。それも桁違いの量である。緊急事態といった大義名分のもとに、平気で市民のそれまでの日常や財産を奪っていくことをする、弱い立場にある人々は、排除されたり、後回しにされる。
 しかし、今の憲法は、私たちの基本的な人権を守ってくれるのである。権力を持つ者たちへの縛りをきちっと謳ってくれている。この憲法がある限り、もっともっと悪い人間の登場は簡単ではない。今の憲法がある限り、最大の悪である戦争も私たちはしないですむ。これは何と幸せなことだろう。布教も自由にできる。


平良師