平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2005年3月20日 人はわからぬ

2007年02月11日 20時04分15秒 | Weblog
     人はわからぬ

 教会玄関前のお花や植木の手入れを先日からY姉がされている。「よかった、これで植物たちも助かった」と私はほっとした。これまでは、妻が手入れをしていた。妻もお花が好きなのであるが、手入れはねんごろではない。
 否、正直いってダメなような気がする。前の教会にいたときも、植物が好きで、何度も鉢を買ってきて、プランターにも植えたりしていたがダメだった。何がダメかというと、水をやらない。植物にとって水は命であろう。なぜ、水をやらなくなるかというと、本人いわく忙しいという理由だ。
 確かに彼女は忙しい。忙しくさせているのは、私の責任もあるから、あまり文句も言えない。これまで、見るに見かねて、私がときどき水をやっていた。これは、彼女の教育法で、彼女がしないので、しぶしぶ家族の者たちがやることになる。
 我が家は、毎朝、寝ている妻に娘が「お母さん起きて、7時30分までには朝ご飯作ってね」という会話から始まる。そうして、しばらくして「まだ、寝ている」と娘、「あと三分」とか妻が言って、苛立った私が「いい加減に起きんか」と爆発、妻から「じゃあ、あんたが作ればよかたい」とか、とんでもないことを言われて、しぶしぶ娘も私もぶつぶつ言いながら引き下がるといった具合なのである。
 それでも、不思議と娘もご飯を食べて、遅刻せずに学校に行っているから、妻も一応のことはしているのだろうが。でも、人様には結構ねんごろだ。だから、人はわからぬ。


平良 牧師

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