平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2014年10月5日 自省の言葉

2014年10月13日 18時35分04秒 | Weblog
自省の言葉

 これから約半年にわたり2015年度からの新教会組織体制案について、考えていただくことになる。大いに議論し、私たちの教会の群れの形が、それぞれにとって、納得できるものとなるように努めていこう。
 教会は、イエス様のものだから、イエス様が喜ぶものとなるように考えていこう。イエス様は、救いの確かさから遠く離れている人々を招かれた。私たちは、私たち自身を満足させるためではなく、まだイエス様を知らない人々へ、イエス・キリストの福音を伝えることを最優先し、十字架の罪の赦しと復活の希望へと、導く働きをイエス様から託されている。これからの話し合いは、とても楽しいものであって欲しい。
 それぞれの意見を戦わせるときにも、反対意見の応酬があったとしても、そうであって欲しい。感情的になることもあろうけれど、よく相手の話を聞いて、一旦は、それを呑み込んで、それから自分の意見を述べることにしよう。特に私などはそうでなければと思っている。人は、とかく、自分が一番の知恵者であり、常識人であると思いがちだ。誰よりも配慮に行き届いていると思っている。
 しかし、現実は、そのような人に限って、結構、色々な人を傷つけているものだ。自分が義と思えば、相手を裁くことは容易だ。強硬に意見を述べたあと、そんなことが言えるような者ではないことに、はたと気付くことはないだろうか。私は四六時中である。もっと謙虚にならねばと思っているがまだ足りない。


平良師

2014年9月28日 世界に遣わされて

2014年10月12日 02時01分45秒 | Weblog
世界に遣わされて

 平尾教会って国際的です! 国籍が色々揃っています。日本、韓国、米国、キューバ、台湾、その他? ジャルバートご夫妻が帰国されたのは、さびしいですが、先生方のことはお祈りにおぼえ続けたいと思います。更に、教会の兄弟姉妹が研修に、あちらに住むために、応援(ボランティア)にと、世界中に派遣されています。米国、カンボジア、ルワンダ、フィリピン、ドイツへ。今年さらに、国際的に豊かになり、恵まれました。誰でも海外に行けるわけではありません。かといって皆が、国内に残り続けることになるかと問われれば、そういうわけにもまいりません。
 キリスト教会にとって、「国際性」を目標とするのではなく、また、頑張ってそれを作り出すものでもなく、いつの間にか、そのことが成り立っているのだということに気付き、感謝するのです。迎える側も、教会から派遣される側にとっても、いろいろな国の人々との出会いに
よって視野は広がります。それまで目を向けていなかった世界が、うんと親しくなるでしょう。
 私の経験から言えば、日ごろは英語で聖書を読みますが、日本語で読むと福音の新しい視点に気付くことがあります。西洋文化の中で、信仰に導かれましたが、日本の文化の中で福音の新鮮さを見出すのが毎日の楽しみです。様々からの土産話を持ち帰って分かち合い、教会全体にとって、福音の新鮮さがさらに豊かになり、世界中で働かれている神様の御業を喜べますように。


 「わたしを世にお遣わしになったように、わたしも彼らを世に遣わしました。彼らのために、わたしは自分自身をささげます。彼らも、真理によってささげられた者となるためです。また、彼らのためだけでなく、彼らの言葉によってわたしを信じる人々のためにも、お願いします。」
 イエス・キリスト   ヨハネによる福音書17章18~20節


L・ハンキンス師