平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2012年11月25日 人の数だけの伝道手段がある

2012年11月27日 17時21分40秒 | Weblog
人の数だけの伝道手段がある


 DCGができて、初めて、外部団体がコンサートで使用された。私たちの願いは、福音の種まきだから、ここに足を踏み入れられた方々が、教会の香りを何らかの形で嗅いでくれることを期待しているのである。そのための工夫を、これから次第に整えていかなければならない。
 たとえば、御言葉をどこかに掲げておく、教会案内や行事案内を掲示しておく。チラシや福音伝道にかかわるトラクトを置いておく。讃美歌を流しておくなど、福音に接する機会となるようなものを用意しておく。また、DCGを外部の方々に気持ちよく使っていただくためには、どのようにしたらよいだろうか、そのようなことも考えたい。広く使ってもらうためである。
 ところで、本日の祈祷会で富士吉田から来られたI姉にお証しをしていただいた。毎日を神様と共に過ごされている様子をうかがったのであるが、多くの方々が感動された。伝道には、このような証しの場が必要である。証しには、人を説得する力がある。神様がその人にどのようにかかわってくださったかの実例だからだ。救われた者は、個々の証しを必ず持っているものだ。その証しを通して、まだイエス様のことを知らない人々を導くことができる。
 つまり、伝道の手段は、人の数だけあることになる。証しは、自分を語っているように見えるが、実は、自分に働かれた神様のお力、お働きを示すことになる。礼拝の中で、もっと証しをしてもらいたい。


平良師

2012年11月18日 多種多様でありながらシンプルに

2012年11月18日 23時55分37秒 | Weblog
多種多様でありながらシンプルに


 先週の松村先生の「平和1丁目」には、非常に大切な指摘がなされていた。「変わらなくてよいこと、変えた方がよいこと、変わってはいけないこと」の識別をしっかりと教会はしていかねばならないというご指摘であった。
 「変わらなくてよいこと、変わってはいけないこと」とは、福音の中味であり、「変えた方がよい」いうのは、それぞれの時代に理解される福音の伝達方法であると私は考える。私たちに託された使命の第一は、多くの人々にイエス・キリストの福音を届けるということにある。
 今度の大名クロスガーデン(DCG)は、まさにこの福音を届けるという点において、他に類を見ないほどの多種多様な可能性を秘めている。位置している地域の可能性は、言うに及ばず、建物の機能も想像を超えたものとなった。特に、音楽をされる方々は、よいものができたとの評価である。当面は、アーベントチャペル(夕礼拝)とジョイシップ(若者礼拝)の2つの集会を行っていくが、これに加えて、サラリーマンやOLの方々への集会、それぞれの賜物を生かした多種多様なミニストリーなどを展開していくことになる。
 T兄が、地域周辺にオープンチャーチのチラシを1週間ほど続けて配布してくださっているが、チラシを受け取った方々は、とても好意的であり、期待がもてると言われていた。あれこれも大事なのだが、伝道の第一歩は、シンプルで、こうした地道な人と人との関係作りからだと教えられる。


平良師

2012年11月11日 アメリカ大統領選から

2012年11月11日 00時36分41秒 | Weblog
アメリカ大統領選から


 11月6日、一般投票数約1億1700万のうち264万票の差で(獲得選挙人数538人のうち、約100票の差)民主党が勝利した。すなわち個々の問題では、かなり大きな違いがあっても、ほぼ同じ満足度(?)で決着した制度なり法則を受けいれているといってよいのかもしれない。
 上院議員の数は民主党が多いが下院では逆の現象となっているのは、日本でも類似のことで、スムースにことが運ばない点では同じであろう。また、政治家の討論や意見の表現は、個人的好みもあろうが、みなさんはどのように感じておられるだろうか。
 政治経済の専門職の方は一般には多くないかも知れないが、私たちが生活しているこの日本の社会は、政治、経済はもちろんのこと、医療、福祉、教育、社会、文化、宗教、芸術など幅広く、高度の学問的広がりが求められている。その中でも人間学(倫理、道徳、哲学、信仰、人格形成など・・・)が大きな要素だと考えられる。
 アメリカは、50年前と現在では物質的な変化もさることながら、精神的な変化が著しいと思われる。日本はどうなのか考える必要があるのでは、ないだろうか。変らなくてよいこと、変えた方がよいこと、変ってはいけないこともあるのかもしれない。教会もそれらのことに思いを致すことが求められていると思うのは私一人でしょうか。


松村師

2012年11月4日 本日からDCGでアーベントチャペル開始

2012年11月03日 15時17分22秒 | Weblog
本日からDCGでアーベントチャペル開始


 本日11月4日(日)からアーベントチャペルを始める。日曜日の朝は、用事があった、仕事だった、そのような方々のために日曜日の夕方の礼拝を行うこととした。アーベントというのは、ドイツ語の夕べ、チャペルは、英語で礼拝という意味。
 ドイツ語と英語が合わさった造語ということになる。朝の礼拝と違い、子ども説教と子ども讃美歌が省かれる。正味1時間。主日礼拝説教者が夜も担当するが、若者や新来者を特に意識しながらの説教となる。また、礼拝司会者も朝と同じ方が担当する。奏楽者は、都合がつく方をお願いすることになろう。
 そして、チャペルの前後の30分ずつは、お茶の時間となっている。少し、くだけた雰囲気のなかで、「ホールぶどうの木」で歓談していただきたい。どれくらいの数の、どれくらいの年齢の方々が、何を求めて夜の礼拝に、否、教会に来られるのか、やっていくなかで次第に明らかになっていくことだろう。DCGでのジョイシップ(喜びの船)は、若者たちの集会である。
 これは、土曜日の16時半~18時を考えている。こちらの方は、しばらく話し合いを重ね、12月からプログラムのスタートとなるようだ。まずは、この2つの集会(礼拝)から始まる。何事も行ってみて、初めてわかることがある。このようなところに、思わぬ伝道の可能性が秘められていた。大名の地に埋まっているまだ見ぬ可能性に胸がときめく。


平良師