平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2004年2月29日 キリストを通して神に帰る

2006年12月10日 23時48分58秒 | Weblog
  キリストを通して神に帰る

 2004年2月26日、I.Y姉のご主人であられる鎮之助さんが亡くなられた。
 “人がキリストの愛を通して神に帰ることができた時、初めて癒しの業が全うされる”と、ある医師は言っています。看病の日々を過しておられた裕子姉がある日、ご主人に「どちらが先に死ぬかわからないが、わたしは神様がいらっしゃる天の国に行くことになる。あなたはどうしますか。」とお尋ねになった時、これまでキリスト教にほとんど無関心であったご主人が、「ボクも天国に行く。」と三回もはっきりおっしゃったという。
 平良牧師が式辞で述べられたように、このことは神が人間に与えて下さる大きな恵みの奇跡といってよいことだとおもう。若い時からはぐくまれたY姉の豊かな信仰を通して、神はお二人の愛を全きものとし、二人してなされる信仰告白へと導かれたのだと信じる。まさに、キリストを通して神に帰る現実の人間の出来事が示されたのです。

わたしたちはひとりではない。
 わたしたちは神の世界に生きている。
あなたの隣人を、たとい彼(女)がどんな考えの
 持主であれ、愛しなさい。
神の愛は、すべての人に開かれている。
 これが、神が人間に課しておられる
 つとめではないだろうか。


松村 師

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